高濃度のATPがタンパク質の異常な凝集を防ぐ~細胞内ATPの新たな役割を発見、神経変性疾患の発症に関与する可能性~

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2022-04-25 京都大学

今村博臣 生命科学研究科准教授は、高稲正勝 群馬大学未来先端研究機構助教、吉田知史 早稲田大学教授との共同研究により、高濃度のアデノシン三リン酸(ATP)は、細胞内タンパク質が毒性のある異常な凝集体へと変化するのを抑制していることを発見しました。タンパク質の凝集体は神経変性疾患を初めとする様々な病気の原因と考えられており、今回発見された細胞内ATPの新たな役割についての研究は、これらの疾患の発症メカニズムの解明に繋がる可能性があります。

本研究の成果は英国のオープンアクセスジャーナル eLife 誌に掲載されました。

高濃度のATPがタンパク質の異常な凝集を防ぐ~細胞内ATPの新たな役割を発見、神経変性疾患の発症に関与する可能性~
本研究の概要図

詳しい研究内容≫

研究者情報
研究者名:今村 博臣

有機化学・薬学
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