ODA(Project for improvement of institutional capacity for Foot-and-Mouth Disease control)
- 国名 ミャンマー [協力地域地図]
- 協力期間 2019年5月〜2024年5月
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
プロジェクトの紹介
ミャンマーでは、過去30年間にわたる鎖国政策や軍事政権により、畜産業振興や家畜病対策が滞り、適切な口蹄疫対策が実施されなかった結果、数年おきに口蹄疫が大流行しています。口蹄疫は、牛、水牛、豚、ヤギなどが感染するウイルス性の急性熱性伝染病で、感染牛は、長期間役畜として使用できないばかりか、乳量の減少、仔畜の生産と発育低下を引き起こします。また、販売の機会も失われるため農家には経済的損失となります。この協力では、国立口蹄疫センターにおける効力の高い口蹄疫ワクチンの効率的な製造、同センターと関連機関の職員による正確な口蹄疫診断と疫学調査の実施を支援することにより、口蹄疫防疫システムの強化に寄与します。
協力現場の様子
キャプション
- ワクチン効力判定試験、接種家畜の保定
- ワクチン効力判定試験、子牛への接種
- ワクチン効力判定試験、接種動物から採血
- ワクチン接種チームの対象村訪問
- 接種会場に集まる牛たち
- 接種会場、列に並ぶ牛たち
- 遠隔村では牛群単位で訪問接種
- 家畜市場、感染リスクの高い商習慣
- 専門家とカウンタパートとの打ち合わせ
- 専門家によるセミナー
事業評価情報
関連情報
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