生体内の高分子混雑に着目した新規の細胞モデルの創成に成功

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2020-12-16 京都大学

吉川研一 名誉教授(高等研究院特任教授)、瀧口金吾 名古屋大学講師、作田浩輝 同志社大学特任助教、藤田ふみか 同修士課程学生、濵田勉 北陸先端科学技術大学院大学准教授、林真人 法政大学教務助手、湊元幹太 三重大学大学教授らの共同研究グループは、二種類の水溶性高分子のミクロ相分離条件下でDNAとリン脂質を共存させると、内部にDNAを取込み、リン脂質の膜で囲まれた細胞内小器官様の構造が自発的に生成することを発見しました。

この発見が元になり、細胞が自律的に複雑な構造や高度な機能を生み出す機構の謎に迫る研究に発展することが期待されます。

本研究成果は、2020年11月13日に、Cover Featureとして国際学術誌「ChemBioChem」のオンライン版に掲載されました。

生体内の高分子混雑に着目した新規の細胞モデルの創成に成功

図:本研究のイメージ図

詳しい研究内容≫

研究者情報
研究者名:吉川研一

生物工学一般
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