生物化学工学

深海底熱水噴出孔から門レベルで新規の走磁性細菌を発見~35億年前の生物進化を紐解く鍵~ 生物化学工学

深海底熱水噴出孔から門レベルで新規の走磁性細菌を発見~35億年前の生物進化を紐解く鍵~

2023-06-27 東京大学中野 晋作(研究当時:地球惑星科学専攻 博士課程)幸塚 麻里子(地球惑星科学専攻 特任研究員)鈴木 庸平(地球惑星科学専攻 准教授)発表のポイント 35億年前の地球環境に類似する深海底熱水噴射孔から採取した岩石...
鹿児島湾の奇妙な生き物 サツマハオリムシの全ゲノムを解読~化学合成生態系への適応メカニズムに迫る~ 生物化学工学

鹿児島湾の奇妙な生き物 サツマハオリムシの全ゲノムを解読~化学合成生態系への適応メカニズムに迫る~

2023-06-26 東京大学,いおワールドかごしま水族館,新江ノ島水族館発表のポイント◆世界でもっとも浅い場所に生息するハオリムシである、サツマハオリムシ(Lamellibrachia satsuma)の全ゲノムを解読しました。さらに、得...
オスの性染色体だけでバイセクシュアル種へ進化する:緑藻ボルボックスの非モデル種の全ゲノム解析で解明 生物化学工学

オスの性染色体だけでバイセクシュアル種へ進化する:緑藻ボルボックスの非モデル種の全ゲノム解析で解明

2023-06-22 国立環境研究所,日本女子大学,カラシーン大学,コンケン大学,国立遺伝学研究所,東京大学ボルボックス(Volvox)は 緑の宝石に例えられる美しい緑藻類です。ボルボックスには卵と精子を形成するメスとオスの性(sex)があ...
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ガラス海綿のゲノム:生物石灰化の進化に関する洞察(Glass sponge genome furnishes insights into evolution of biomineralization) 生物化学工学

ガラス海綿のゲノム:生物石灰化の進化に関する洞察(Glass sponge genome furnishes insights into evolution of biomineralization)

2023-06-21 ミュンヘン大学(LMU)◆ゲルト・ヴェーレイデ教授率いる研究チームが、ブリティッシュコロンビア沖で見つかったガガラス海綿のゲノムを解読しました。この海綿はアモルファスな二酸化ケイ素から成る独特の骨格構造を持ち、ガラス海...
バイオマス増加をもたらすF1雑種における代謝物の変化を解明 生物化学工学

バイオマス増加をもたらすF1雑種における代謝物の変化を解明

2023-06-20 筑波大学雑種強勢は、異なる種あるいは系統を掛け合わせてできたF1雑種が、その両親よりも旺盛な生育を示す生命現象です。今現在流通している多くの農作物においても、これを利用したF1品種が栽培されています。しかしながら、雑種...
クルマエビ類におけるウイルス病感染死の要因を解明 ~細胞分類マーカー遺伝子も同定 養殖時の被害軽減に期待~ 生物化学工学

クルマエビ類におけるウイルス病感染死の要因を解明 ~細胞分類マーカー遺伝子も同定 養殖時の被害軽減に期待~

2023-06-16 東京海洋大学,科学技術振興機構ポイント 非モデル生物であるクルマエビ類は細胞分類に課題があり、どの血球細胞集団がウイルスによって影響を受けるのか分からなかった。 網羅的シングルセルmRNA解析でウイルス感染時に変動する...
細胞性粘菌の走気性は ミトコンドリアや酸化ストレスに依存しない~酸素を求めて動く細胞の未知の酸素応答機構の解明へ~ 生物化学工学

細胞性粘菌の走気性は ミトコンドリアや酸化ストレスに依存しない~酸素を求めて動く細胞の未知の酸素応答機構の解明へ~

2023-06-16 東北大学〇流体科学研究所 准教授 船本健一【発表のポイント】 細胞性粘菌(注1)は低酸素環境下において動きを活性化させ、酸素を求めて遊走する性質(走気性)(注2)を有します。 既存の仮説に反し、ミトコンドリアや酸化スト...
なぜ、きのこの仲間は多様なのか?~白亜紀の被子植物との出会いが生んだ多様性~ 生物化学工学

なぜ、きのこの仲間は多様なのか?~白亜紀の被子植物との出会いが生んだ多様性~

2023-06-14 京都大学マツタケやシイタケといったきのこの仲間は、食卓に並ぶ種類は限られていますが、自然界には数えきれないほど多種多様な種類が存在します。それでは、なぜ、きのこの仲間は地球上でこれほど高い種多様性をもつようになったので...
痛みを抑制するタンパク質を発見!~痛覚多様性からのアプローチ~ 生物化学工学

痛みを抑制するタンパク質を発見!~痛覚多様性からのアプローチ~

2023-06-14 京都大学動物は、痛み(痛覚)を感じると、とっさに危険から逃れようとします。この逃避行動は、さまざまな条件により、強められたり弱められたりすることが知られていました。しかし、これまでその調節メカニズムはよくわかっていませ...
蚊が媒介するネゲウイルスの一種タナイウイルスの多様な構造変化をクライオ電子顕微鏡で解明 〜植物から動物へ、ウイルスが進化する過程を示唆〜 生物化学工学

蚊が媒介するネゲウイルスの一種タナイウイルスの多様な構造変化をクライオ電子顕微鏡で解明 〜植物から動物へ、ウイルスが進化する過程を示唆〜

2023-06-13 生理学研究所概要自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授の研究グループは、ウプサラ大学の岡本健太研究員の研究グループと共同で、ネゲウイルス科ウイルスの一種タナイウイルスの多様な構造変化の様子...
四国初記録の外来種サシガメを発見~アトジロサシガメを鬼北町で発見~ 生物化学工学

四国初記録の外来種サシガメを発見~アトジロサシガメを鬼北町で発見~

2023-06-14 愛媛大学愛媛大学大学院農学研究科の吉冨博之准教授は、久万高原町立面河山岳博物館の矢野真志学芸員と安田昂平学芸員と共に、アトジロサシガメ (カメムシ目、サシガメ科)を愛媛県で初めて発見し記録しました。本種は中国、ベトナム...
細胞相互のコミュニケーションは細胞間の格差を是正し、細胞社会を頑強にする 生物化学工学

細胞相互のコミュニケーションは細胞間の格差を是正し、細胞社会を頑強にする

2023-06-09 基礎生物学研究所,生命創成探究センター,広島大学生物の組織や器官は多くの細胞から成り立つ秩序と機能を持った社会性のある集団です。このような多細胞集団が秩序を持って維持されていくためには、その構成因子である細胞は個々にバ...
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