医療・健康

JICA初!遠隔技術を駆使し、途上国の新型コロナ感染症治療を世界各地でサポート 医療・健康

JICA初!遠隔技術を駆使し、途上国の新型コロナ感染症治療を世界各地でサポート

途上国のICU治療をサポートするため、遠隔技術を駆使した医療支援について本格的な検討を開始した。日本の集中治療専門の医師や看護師と途上国の各病院のICU医療者を日本独自の通信システムで結び、技術的な助言や研修をすべて遠隔で行うというJICA初の取り組み。人の往来が難しいなかでも、デジタル技術を活用して途上国の新型コロナウイルス感染症の治療体制を向上させるため挑戦している。
ウイルスによって発症する白血病細胞の進化の過程の検出に成功 医療・健康

ウイルスによって発症する白血病細胞の進化の過程の検出に成功

ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-1)に感染した細胞が、どのように成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)細胞に進化したのかを追跡し、変異パターンの異なる不均一な感染細胞集団から、遺伝子異常によって特定の細胞が増悪する過程を詳細に示した。
世界の7億人以上の高血圧患者が未治療~1990年から高血圧患者数は12億8千万人に倍増~ 医療・健康

世界の7億人以上の高血圧患者が未治療~1990年から高血圧患者数は12億8千万人に倍増~

1990年から2019年までの200か国・地域における高血圧の薬物治療管理状況の長期推移を明らかにした。世界の30~79歳の高血圧患者数は1990年の6億5千万人から2019年の12億8千万人に倍増し、7億人以上が治療を受けていないと推定された。
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全身性エリテマトーデス患者の腸内微生物叢の全体像が明らかに 医療・健康

全身性エリテマトーデス患者の腸内微生物叢の全体像が明らかに

腸内微生物叢由来のゲノム(メタゲノム)に対して次世代シーケンサーによるショットガンシーケンスを行い、微生物情報と全身性エリテマトーデスとの関連を網羅的に探索・同定した。
SARS-CoV-2 B.1.617系統(俗称「インド株」)のL452R変異とE484Q変異は 中和抗体感受性の低下において、相加的な抵抗性を示さない 医療・健康

SARS-CoV-2 B.1.617系統(俗称「インド株」)のL452R変異とE484Q変異は 中和抗体感受性の低下において、相加的な抵抗性を示さない

新型コロナウイルスの「インド株(B.1.617系統)」に存在するスパイクタンパク質の「L452R変異」および「E484Q変異」はそれぞれ中和抗体感受性を減弱させるが、両変異の組み合わせによる相乗的な効果はなく、相加的な抵抗性は示さないことを明らかにした。
コロナ流行下のこどもの食事への影響に関する全国調査 医療・健康

コロナ流行下のこどもの食事への影響に関する全国調査

新型コロナウイルス感染症の流行が全国のこどもたちの食事に与えている影響、また影響がどのように家庭の経済背景により異なるのかを調べた。2020年4-5月の初めての緊急事態宣言中ではバランスが取れた食事を取れていない子どもが増加したこと、感染拡大後は保護者の食事準備への負担感が増えていること、そしてこれらの影響は特に世帯所得が低い家庭でより大きいことが分かった。
化学放射線療法の効果が低い食道がんにおけるゲノム進化の過程を解明 医療・健康

化学放射線療法の効果が低い食道がんにおけるゲノム進化の過程を解明

化学放射線療法の効果が低く再発しやすい難治性食道がんのゲノム異常の特徴や、再発に至るがんゲノムの進化の過程を明らかにした。
老化した細胞が炎症を引き起こすしくみを解明 ~非翻訳RNAが炎症関連遺伝子のスイッチをオンにする~ 医療・健康

老化した細胞が炎症を引き起こすしくみを解明 ~非翻訳RNAが炎症関連遺伝子のスイッチをオンにする~

老化した細胞では、正常な細胞には見られない非翻訳RNA(サテライトII RNA)が高発現し、炎症に関わる遺伝子のスイッチをオンにすることを発見した。大腸がん患者の組織では、がん細胞や周囲の細胞でサテライトII RNAの発現が高いことを見つけた。
加齢やサイトメガロウイルス感染が新型コロナウイルス反応性キラーT細胞に与える影響 医療・健康

加齢やサイトメガロウイルス感染が新型コロナウイルス反応性キラーT細胞に与える影響

高齢者では、新型コロナウイルスに反応するナイーブ型のキラーT細胞が少なく、老化したキラーT細胞が増えていることを明らかにした。
HOXA9がMYCと協調して白血病を引き起こすメカニズムを解明 医療・健康

HOXA9がMYCと協調して白血病を引き起こすメカニズムを解明

悪性度が高い白血病で強く発現しているMYCとHOXA9の働きを解析し、HOXA9が「細胞の生存能力を高める遺伝子」の発現を高い状態で維持することで、白血病化を促進している事を明らかにした。
緑内障の新たな治療標的を発見~P2Y1受容体機能低下が緑内障の原因となる~ 医療・健康

緑内障の新たな治療標的を発見~P2Y1受容体機能低下が緑内障の原因となる~

マウスを使った実験によって「ATP」とその「受容体」であるP2Y1受容体の活性化が眼圧を低下させるために重要な役割を果たしていることを発見した。
精子形成促進分子GDNFの制御機構の解明~男性不妊治療への応用に期待~ 医療・健康

精子形成促進分子GDNFの制御機構の解明~男性不妊治療への応用に期待~

精子形成の促進分子であるサイトカインのグリア細胞株由来神経栄養因子(GDNF)の発現制御メカニズムを明らかにした。
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