有機化学・薬学

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将来発生するSARS類縁ウイルスに有効なワクチンへ

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のタンパク質を改変し、免疫することにより、新型コロナウイルスのみではなく、SARS類縁ウイルスである、SARS-CoVやWIV1-CoVウイルス感染に対しても有効なワクチンとして働くことを明らかにした。
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新型コロナウイルス変異株やSARSウイルスに有効な新規抗体の作出に成功、新規抗体医薬品の開発に期待

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株やSARSコロナウイルスなどのコロナウイルスに広く有効な新しいヒト抗体を単離し、構造決定及び病理評価を行うことに成功し、その高い中和活性と交差反応性のメカニズムを解明した。
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免疫機能がコレステロール調節機構を利用し炎症を収束させる仕組みを発見

コレステロール代謝に関連した新たな炎症抑制機構を発見した。
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ピロール・イミダゾールポリアミドを用いたテロメアクロマチンの成分分析

細胞老化・がん化に重要な役割を担うことが知られてる、染色体末端テロメア配列のクロマチンの構成成分を抽出し、分析する方法 (PI-PRICh)を開発した。
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がんの増殖、転移、エンドトキシンショックを抑える化合物を発見

がんの悪性化や炎症性疾患に関わる分子Mint3の機能を阻害する化合物を同定した。Mint3阻害化合物はマウスモデルで腫瘍の増殖、転移、エンドトキシンショックを抑えた。
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世界初・医師主導治験によって、リツキシマブが全身性強皮症に対する薬事承認を取得

全身性強皮症に対する新たな保険適用の治療薬として、リツキシマブを用いることが可能となった。リツキシマブは全身性強皮症の原因の一端と考えられているB細胞(注2)を除去する作用を持ち、従来の全身性強皮症治療薬と比較して、より根本的な治療薬である可能性がある。
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計算科学による酵素機能改良の効率化~酵素改変部位の特定により目的の化合物の割合が向上~

酵素反応を制御するアミノ酸部位を予測する計算手法(MSPER)を開発した。この手法により香料原料の生産に使用する酵素シトクロムP450を改変することで、改変前の酵素と比べ、目的とする化合物(目的化合物)の生成率を最大6.4倍まで向上させることができた。
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免疫のカギは意外なところに~常識をくつがえす新たな大腸がん抗原を発見~

従来タンパクをつくらないとされてきた非翻訳RNAの一部が断片的に翻訳されてがん細胞表面に提示され、Tリンパ球と呼ばれる免疫細胞の標的となっていることを発見した。
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糖尿病治療薬:SGLT2阻害薬の腎保護における新知見を大規模リアルワールドデータにて証明

SGLT2(Sodium/glucose cotransporter 2)阻害薬の腎保護効果について、慢性腎臓病患者包括的縦断データベース(J-CKD-DB-Ex)を活用し、リアルワールドデータ解析による新たなエビデンス構築を行った。
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ダチョウ抗体を担持させた不織布マスクを用いて 口鼻からの新型コロナウイルスの可視化に成功

ダチョウ抗体を担持した口元フィルター入りの不織布マスク(以下「ダチョウ抗体担持マスク」という。)を用いることにより、呼気からのSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の可視化が、蛍光抗体法で肉眼でも可能であることを見いだした。
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合成アルカリゲネス菌リピドAの優れたアジュバント活性を証明

ヒトやマウスの腸管関連リンパ組織の内部に共生し、免疫活性化を行うアルカリゲネス菌の菌体成分であるリピドAの化学合成法を確立し、アジュバントとして用いた際の免疫系に対する作用を調べた。注射型ワクチンとしてだけでなく粘膜免疫の誘導が可能な経鼻型ワクチンにおいても、炎症などの副反応をほとんど起こさずにワクチン抗原に対する免疫応答を高めることができる効果が示されました。
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腎臓の細胞増殖を促進して機能を高めるD-アミノ酸(D-セリン)の新しい機能を発見

生体中に微量に存在し、加齢とともに変動するD-アミノ酸のひとつであるD-セリンに、腎臓の細胞増殖を促進して機能維持する作用があることを発見した。
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