2021-10-26

脳が萎縮しても認知機能が保たれる人は? ~1799人の脳ドックと脳の健康指標BHQ~ 医療・健康

脳が萎縮しても認知機能が保たれる人は? ~1799人の脳ドックと脳の健康指標BHQ~

脳MRIドック受診者1799人を対象に研究を行い、脳の灰白質容積から算出したGM-BHQが、海馬の容積計測と比較して、認知機能テストの結果と強く相関することを明らかにしました。脳の萎縮が進行した時に、認知機能が低下する人と認知機能が保たれる人がいることに着目し、運動習慣や飲酒歴、喫煙歴、生活習慣病の有無などを調査しました。脳萎縮が進行していても認知機能が保たれている人は、大学や大学院を卒業しているなど教育年数が長いという特徴を明らかにしました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大下における 発達障害児の生活の質低下に関連する精神状態を特定 医療・健康

新型コロナウイルス感染症感染拡大下における 発達障害児の生活の質低下に関連する精神状態を特定

新型コロナウイルス感染症の流行拡大下において、発達障害がある子どもの生活の質(QOL)について検討し、特に睡眠スケジュールの悪化が抑うつ傾向と深く関わっていることを明らかにしました。
犬の膀胱癌の治療標的を発見!!~新たな免疫療法の臨床試験を開始~ 医療・健康

犬の膀胱癌の治療標的を発見!!~新たな免疫療法の臨床試験を開始~

腫瘍免疫療法の新しい標的IDO(インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼ)1と呼ばれる分子が、種々の犬の固形腫瘍組織において過剰発現していることを発見しました。半数の犬固形腫瘍種において、腫瘍組織内に浸潤している免疫細胞にIDO1の過剰発現を認め、さらに、いくつかの腫瘍種では腫瘍細胞においてもIDO1の過剰発現を認めました。
非アルコール性脂肪性肝疾患悪化に歯周病原細菌による腸内環境への悪影響が関係する 医療・健康

非アルコール性脂肪性肝疾患悪化に歯周病原細菌による腸内環境への悪影響が関係する

歯周病が非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を悪化させるメカニズムとして、飲み込まれた歯周病原細菌による腸内環境の変化が関係することを明らかにしました。
肝臓由来の細胞外小胞の抗炎症機能を発見 ~急性肝障害の治療法に新たな道~ 医療・健康

肝臓由来の細胞外小胞の抗炎症機能を発見 ~急性肝障害の治療法に新たな道~

ヒト幹細胞由来の細胞外小胞が急性肝障害に対して組織保護的に働くことを発見しました。
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