京都大学

催奇性を回避できるサリドマイドの改良とPROTACへの応用~重篤な副作用を軽減したタンパク質分解誘導剤開発への第一歩~ 有機化学・薬学

催奇性を回避できるサリドマイドの改良とPROTACへの応用~重篤な副作用を軽減したタンパク質分解誘導剤開発への第一歩~

2023-08-21 京都大学宮川拓也 生命科学研究科准教授、山中聡士 愛媛大学特定助教、澤崎達也 同教授、降旗大岳 同特定研究員、柳原裕太 同特定助教、今井祐記 同教授、柴田哲男 名古屋工業大学教授、小迫英尊 徳島大学教授、田之倉優 東京...
心臓内の「渦血流」を同定する理論を世界に先駆けて構築 ~心血流の渦のパターンを文字化し、早期に心不全を発見する可能性~ 医療・健康

心臓内の「渦血流」を同定する理論を世界に先駆けて構築 ~心血流の渦のパターンを文字化し、早期に心不全を発見する可能性~

2023-08-18 京都大学心臓は効率よく血流を駆出するために、心臓内に様々な回転する流れ(=渦血流)を発生させることが知られています。例えば500年以上前にレオナルド・ダ・ヴィンチが想像で描いた心臓内部の絵画にも渦血流が描かれており、人...
パーキンソン病 脳脊髄液プロテオームの変化は、疾患進行を規定する~パーキンソン病の層別化・疾患修飾療法の開発へ光明~ 医療・健康

パーキンソン病 脳脊髄液プロテオームの変化は、疾患進行を規定する~パーキンソン病の層別化・疾患修飾療法の開発へ光明~

2023-08-18 京都大学近年、数千種類のタンパク質を、同時に、迅速に測定できるプロテオミクス解析が患者さんの病態を把握する手段として、さまざまな疾患で注目されています。しかし、パーキンソン病においては、プロテオミクス解析をどのように応...
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免疫賦活化能を有する古細菌脂質を発見~古細菌脂質はMincle受容体に認識される~ 有機化学・薬学

免疫賦活化能を有する古細菌脂質を発見~古細菌脂質はMincle受容体に認識される~

2023-08-17 京都大学古細菌は、一般的に極限環境に生息する微生物と認識されていますが、ヒトを含めた哺乳類の腸管や皮膚などにも常在する身近な微生物です。しかしながら、常在古細菌が宿主の健康や疾病にどのように関わっているかについては、解...
ソバゲノムの解読 ~高精度ゲノム解読がソバの過去と未来を紡ぐ~ 生物工学一般

ソバゲノムの解読 ~高精度ゲノム解読がソバの過去と未来を紡ぐ~

2023-08-11 京都大学,科学技術振興機構,農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構),かずさDNA研究所,総合研究大学院大学,千葉大学,京都府立大学,理化学研究所2050年の世界人口は97億と予想され、イネ、コムギ、トウモロコシなど...
三次リンパ組織による腎障害メカニズムの解明~慢性腎臓病の新たな治療標的候補を同定~ 医療・健康

三次リンパ組織による腎障害メカニズムの解明~慢性腎臓病の新たな治療標的候補を同定~

2023-08-08 京都大学近年、様々な慢性腎臓病で三次リンパ組織というリンパ節に類似した炎症病変が形成され、腎予後不良に関係することが報告されています。しかし、三次リンパ組織がどのように腎臓へ影響を障害するのか、そのメカニズムは不明でし...
神経炎症時の活性化グリア細胞の産生機構の解明~神経変性疾患の創薬標的の可能性~ 医療・健康

神経炎症時の活性化グリア細胞の産生機構の解明~神経変性疾患の創薬標的の可能性~

2023-08-08 京都大学小林亜希子 医学研究科特定准教授、吉原亨 同特定講師、萩原正敏 同教授、Andres Canela 白眉センター特定准教授らの研究グループは、神経炎症でみられる活性化アストロサイトの産生機構を明らかにし、グリア...
20年間の森林とニホンザルの個体数の変動~934人の「ヤクザル調査隊」による成果~ 生物環境工学

20年間の森林とニホンザルの個体数の変動~934人の「ヤクザル調査隊」による成果~

2023-08-07 京都大学森林は伐採後、長い時間をかけて変化するので、そこにすむ生き物にどんな変化が起きるのかを解明するには、息の長い調査が必要です。半谷吾郎 生態学研究センター准教授(旧:霊長類研究所准教授)らのグループは、全国から大...
2つの触媒と光エネルギーで未踏の化学反応を実現 ~医薬品・化学材料を迅速に組み上げる環境に優しい有機合成技術~ 有機化学・薬学

2つの触媒と光エネルギーで未踏の化学反応を実現 ~医薬品・化学材料を迅速に組み上げる環境に優しい有機合成技術~

2023-08-04 京都大学大宮寛久 化学研究所教授らの研究グループは、光照射下、環境負荷の少ない有機触媒を2つ組み合わせて用いることで、これまで実現困難とされてきた、電子豊富な芳香族化合物のメタ位選択的なアシル化反応の開発に成功しました...
卵巣がんに対する分子標的薬「ベバシズマブ」の効果を解析 投与終了後に悪化リスクが高まることを確認、最適な投与法を提案 有機化学・薬学

卵巣がんに対する分子標的薬「ベバシズマブ」の効果を解析 投与終了後に悪化リスクが高まることを確認、最適な投与法を提案

2023-08-03 京都大学高松士朗 医学研究科特定助教、松村謙臣 近畿大学主任教授を中心とする研究グループは、卵巣がんの臨床試験データから、血管新生阻害剤「ベバシズマブ(商品名:アバスチン)」の効果が投与期間等によってどのように変化する...
妊娠中・産後にオンライン健康医療相談が利用できることで産後うつリスクが3分の2に低下 医療・健康

妊娠中・産後にオンライン健康医療相談が利用できることで産後うつリスクが3分の2に低下

2023-08-03 京都大学近藤尚己 医学研究科教授、荒川裕貴 東京大学博士課程学生(京都大学特別研究学生)らの研究グループは、妊娠中や産後の女性が子育て中に生じる不安や疑問を、自身のスマートフォンを用いて産婦人科医・小児科医・助産師に相...
精子・卵子の元になる細胞を迅速に作れる ラット多能性幹細胞の培養方法を開発~効率的な生殖細胞作製法として生殖医学研究や畜産業への応用に期待~ 細胞遺伝子工学

精子・卵子の元になる細胞を迅速に作れる ラット多能性幹細胞の培養方法を開発~効率的な生殖細胞作製法として生殖医学研究や畜産業への応用に期待~

2023-07-28 東京大学発表のポイント ラットにおいて、子宮へ着床後の受精卵からエピブラスト幹細胞と呼ばれる多能性幹細胞を効率的かつ安定的に作れる新たな培養方法を開発することに成功しました。 樹立されたエピブラスト幹細胞は精子・卵子の...
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