国立がん研究センター

医療・健康

卵巣がんの発がんメカニズムを解明~がんエピゲノムを標的としたマルチオミックス解析による成果~

2023-10-04 理化学研究所,国立がん研究センター,島根大学医学部産科婦人科学講座 理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター 目的指向基盤技術研究グループ がん探索医療研究チームの町野 英徳 研究員、浜本 隆二 チームリーダー、小...
医療・健康

非小細胞肺がんに対する新しい分子標的治療の開発に期待 BRAF non-V600E変異陽性肺がんの臨床的特徴を解明

LC-SCRUM-Asiaの大規模データ解析よる研究成果 2023-09-29 国立がん研究センター 発表のポイント BRAF遺伝子変異は非小細胞肺がんの約2%で起こる遺伝子異常です。このうち、BRAF V600E変異を有する肺がんに対して...
医療・健康

腸上皮化生細胞は胃がん細胞になる危険性が高いことを証明~ピロリ菌感染で腸上皮化生が発生していても除菌治療で発がんリスクが下がる仕組み~

2023-09-27 国立がん研究センター 発表のポイント 腸上皮化生細胞には特異的なDNAメチル化異常*1(エピゲノムフットプリント)が蓄積していました。胃がん細胞にはその特異的なフットプリントをもつものが計算以上に多く、腸上皮化生細胞は...
ad
医療・健康

正常細胞でのがん遺伝子活性化によるゲノム異常獲得機構を解明 DNA複製ストレス耐性を標的とした新しいがん予防・治療法開発に期待

2023-09-07 国立がん研究センター 発表のポイント 正常細胞がゲノム異常を獲得するメカニズムを明らかにしました。 がん遺伝子の活性化が、DNA複製の進行を妨害し、DNA複製ストレスを誘発することを発見しました。 DNA複製ストレスに...
医療・健康

EGFR遺伝子変異陽性早期肺がんに対する術後補助療法としてオシメルチニブが全生存期間の延長を示す

The New England Journal of Medicineに論文発表 2023-09-04 国立がん研究センター 発表のポイント 根治を目的とした完全切除後のEGFR遺伝子変異*1陽性早期非小細胞肺がんを対象とした国際共同第II...
医療・健康

2021年の日本人の全死因死亡率は前年比2.2%増加 (がん死亡率0.6%減少, COVID-19,老衰,循環器疾患の死亡率増加)

2021年の日本人の全死因死亡率は前年比で2.2%増加 がん(悪性新生物)の死亡率は0.6%減少 COVID-19、老衰、循環器疾患の死亡率増加が全死因死亡率増加の主要因 2021年の日本人の全死因死亡率は前年比で2.2%増加 2023-0...
医療・健康

再生医療で前立腺がんの術後合併症の克服を目指す ~自己脂肪幹細胞を用いた臨床試験開始~

2023-08-31 国立がん研究センター 発表のポイント 前立腺全摘直後には、外尿道括約筋の機能が低下し70%程度の患者さんで尿失禁がみられますが、時間とともに改善します。一部の患者さんでは機能改善が不充分で、尿失禁が残存し、生活の質(Q...
有機化学・薬学

標準治療のない超希少がん内膜肉腫でのMDM2阻害剤の有効性を確認~MDM2阻害剤耐性に関連する遺伝子異常も同時に報告~

2023-07-13 国立がん研究センター 発表のポイント 標準治療がなく、頻度が極めて低い「超希少がん」である内膜肉腫の患者さんに対する医師主導治験において、内服薬MDM2阻害剤(ミラデメタン)が治療の選択肢となる可能性を初めて示しました...
医療・健康

希少がんに対するオンライン治験を開始~地域に居ながらにして中央病院が実施する医師主導治験へ参加することが可能に~

2023-06-27 国立がん研究センター 発表のポイント 希少がんを対象とした2つの医師主導治験でオンライン治験を開始し、これまで中央病院(東京)まで来院することが難しかった遠隔地在住の患者さんでも、近隣の医療機関を通じて当該治験へ参加す...
医療・健康

ロングリードシークエンスデータから複雑な後天的構造異常を高精度に検出するソフトウェアを世界に先駆けて開発

2023-06-27 国立がん研究センター 発表のポイント 腫瘍と対照正常組織のロングリードシークエンスデータをペアで扱い、高精度に後天的構造異常の検出を行うソフトウェア「nanomonsv」を世界に先駆けて開発し、広く活用されています。 ...
医療・健康

全ゲノム解析により胃がんの新たな発がん機構を解明

2023-06-23 国立がん研究センター 発表のポイント 臨床情報が付随した胃がんの大規模な全ゲノム解析により、染色体構造異常の全体像と、新たな発がん機構として注目されている染色体外DNAが胃がんの発生に寄与していることを初めて明らかにし...
有機化学・薬学

類上皮肉腫患者を対象としたEZH2阻害薬(E7438)の全国4施設共同第2相医師主導治験開始~「MASTER KEYプロジェクト」で超希少がんの治療開発に挑む~

2023-06-22 国立がん研究センター 発表のポイント 超希少疾患である類上皮肉腫について、東北、関東、中部、九州の全国4施設で多施設共同の医師主導治験を実施します。 類上皮肉腫では初となるEZH2阻害薬の国内での薬事承認を目指します。...
ad
タイトルとURLをコピーしました