京都大学iPS細胞研究所(CiRA)

細胞遺伝子工学

ナイーブ型ヒト多能性幹細胞による非統合胚モデルを用いて~着床前から原腸陥入初期までのヒト初期発生を再現~

2023-12-06 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ナイーブ型注1)ヒト多能性幹細胞を用いて、着床前の原始内胚葉注2)へ誘導する方法を開発した。 着床前の原始内胚葉およびエピブラスト注3)の2種の細胞をナイーブ型ヒト多能性幹細胞から同...
細胞遺伝子工学

抗体を用いた標的依存性RNAポリメラーゼの開発~多様な細胞内分子に応答する遺伝子発現制御のプラットフォーム~

2023-11-17 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 抗体を利用して細胞内の分子を検出し、それを起点に遺伝子発現を制御できる技術を開発した 抗体の変更によってタンパク質・RNA・低分子など多様な分子に応答でき、望みのRNAやタンパク質を...
細胞遺伝子工学

iPS細胞から成熟した人工心筋組織の作製方法の開発~肥大型心筋症の治療法開発への利用に期待~

2023-10-06 京都大学iPS細胞研究所 ポイント T112と伸長刺激を用いて人工心筋組織を成熟させる方法を開発した この方法により肥大型心筋症で見られる症状を再現することができた 軽度な症状も再現できており、肥大型心筋症のモデルとし...
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細胞遺伝子工学

ヒトiPS細胞由来心筋細胞の生着能改善に向けた新しい方法

2023-07-14 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトiPS細胞由来心筋細胞の細胞周期注1)活性を解析する方法を確立した。 Am80注2)が細胞周期を活性化する因子として有望であると同定した。 Am80で処理したiPS細胞由来心筋細...
医療・健康

ヒトiPS細胞由来大腸オルガノイドおよびヒトケラチノサイトを用いたmpoxウイルス2022年株の解析

2023-06-07 京都大学iPS細胞研究所 ポイント mpox注1ウイルス(MPXV)はヒトケラチノサイト注2およびヒトiPS細胞由来大腸オルガノイド注3に感染可能であり、特にヒトケラチノサイトにおいて高い感染効率を示した。 ヒトケラチ...
医療・健康

進行性骨化性線維異形成症の異所性骨は神経堤細胞から作られる

2023-06-07 京都大学 iPS細胞研究所 ポイント マウスを使った研究から、生体内に形成される異所性骨は、筋肉組織中に存在する間葉系間質細胞注1)から作られることが分かっていた。 今回の研究から、間葉系間質細胞は神経堤細胞注2)から...
細胞遺伝子工学

骨格筋再生時の骨格筋 -マクロファージ相互作用を評価する簡便なモデルの確立に成功

2023-05-24 京都大学iPS細胞研究所 ポイント マウス初代培養注1)細胞により、特殊な培養条件に依存しない骨格筋再生モデルを確立した。 本モデルによる骨格筋の再生には、マクロファージ注2)が大きく寄与した。 リポ多糖 (LPS)注...
生物工学一般

オルガノイド由来細胞を用いた腎近位尿細管モデルチップを開発 ~ヒトiPS細胞を用いた高機能Microphysiological systems (MPS)~

2023-05-18 京都大学 ヒトiPS細胞由来腎オルガノイドから単離した細胞を用いて、高機能な近位尿細管のMicrophysiological systems (MPS)を作製し、糖の再吸収機構や薬剤の排泄機構を再現 マイクロエンジニア...
細胞遺伝子工学

SARS-CoV-2オミクロン株の進化パターンの一端を解明~スパイクタンパク質の収斂進化が適応度の高い変異株の出現に繋がる~

2023-05-15 京都大学 橋口隆生 医生物学研究所教授、木村香菜子 同助教、高山和雄 iPS細胞研究所講師、出口清香 同大学院生、佐藤佳 東京大学教授らの研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japa...
生物工学一般

より本物の心臓に近い心臓オルガノイドによる薬剤の効果を評価するシステム 〜細胞間コミュニケーションを研究できるツールの開発〜

2022-11-21 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒト心筋線維芽細胞において、p38阻害剤単独または免疫抑制剤タクロリムスやシロリムスとの併用により、線維化を抑えることが可能であった。 iPS細胞由来の心臓オルガノイドでは、タクロリ...
細胞遺伝子工学

iPS細胞やオルガノイド技術を用いた新型コロナウイルス感染におけるEXOC2の機能解析

2022-10-27 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 新型コロナウイルス感染においてEXOC2は重要な宿主因子である。 ACE2発現iPS細胞および気道オルガノイドにおいてEXOC2の発現抑制を行うことによって、新型コロナウイルス感染効...
医療・健康

臓器チップ技術を用いて新型コロナウイルスが血管へ侵入するメカニズムを解明 〜Claudin-5発現抑制による呼吸器の血管内皮バリア破壊〜

2022-09-22 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 新型コロナウイルスはClaudin-5の発現を抑制し、呼吸器の血管内皮バリアを破壊する。 気道チップを用いて新型コロナウイルスによる呼吸器の血管内皮バリア破壊の機序を解明した。 フル...
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