医療・健康 多様な「涙の脂質」がドライアイを防ぐ~ドライアイ治療薬の開発を目指して~ 涙液に含まれる脂質の多様性がドライアイ防止に重要であることを解明し、涙液の脂質多様性を生み出す二つの酵素を同定した。 2021-05-14 医療・健康
生物化学工学 植物が栄養環境に応じて花を咲かせる仕組みを解明~環境負荷の低い効率的な施肥と作物収量増産に期待~ モデル植物シロイヌナズナを材料に、窒素量に応じた植物の開花制御に、転写因子FBH4タンパク質の働きが重要であることを発見した。 2021-05-11 生物化学工学
生物工学一般 南極大陸の海岸の砂の中から新種のセンチュウを発見 南極・昭和基地周辺の海岸の砂の中から新種の海産センチュウを2種発見。解明が進んでいない昭和基地周辺に生息する海産無脊椎動物の多様性の一端を明らかに。 2021-04-21 生物工学一般
生物化学工学 竹食サル類の苦味感覚の進化を解明~竹が先か苦味が先か~ マダガスカル島に生息する竹食性キツネザルの苦味受容体を解析した結果、これらのサルでは進化の過程で苦味感覚を減弱したことを発見した。 2021-04-16 生物化学工学
生物環境工学 スギの”香り”が語ること 〜生物起源揮発性有機化合物放出の地理変異を解明〜 遺伝的に異なる全国12集団の天然スギから放出される生物起源揮発性有機化合物(BVOC)の放出パタンを同一環境下で定量し、テルペン類の組成と量が集団によって大きく異なることを明らかにした。BVOC放出は集団が分布する地域の気候だけでなく、病原菌組成とも密接な関係にあることを見出した。 2021-04-16 生物環境工学
医療・健康 新型コロナ感染を抑制する生体内因子の発見~病態解明や治療薬開発の可能性へ~ 一部の生体内タンパク質分解酵素に対する生理的阻害物質HAI-2がSARS-CoV-2の感染抑制因子であることを発見した。HAI-2を培養液に添加するとSARS-CoV-2の感染が阻害された。また、siRNA法で肺上皮細胞株のHAI-2の発現量を減らすと、SARS-CoV-2の感染が促進された。 2021-04-13 医療・健康
細胞遺伝子工学 ゲルでがんの親分を見つけ出す がん幹細胞の迅速誘導法の開発にはじめて成功 ハイドロゲルが24時間という極めて短時間で,がん細胞を先祖返りさせて,がん幹細胞を誘導することを発見した。 2021-03-30 細胞遺伝子工学
生物環境工学 絶滅危惧種ニホンウナギの分布域を環境DNA解析で推定 2021-03-03 京都大学益田玲爾 フィールド科学教育研究センター教授、笠井亮秀 北海道大学教授、山中裕樹 龍谷大学准教授、亀山哲 国立環境研究所主任研究員、東信行 弘前大学教授、木村伸吾 東京大学教授、黒川優子 東北生活文化大学准教授... 2021-03-03 生物環境工学
医療・健康 水素ガスで10万倍に高感度化したMRIで細胞死を可視化~放射線被曝のないポスト核医学検査の実現に期待~ 2021-02-17 北海道大学,日本医療研究開発機構ポイント 水素ガスで13C MRI検出感度を数万倍に励起する量子技術を開発し、超偏極13C フマル酸を作成。 肝障害モデルマウスにおいて13C MRIによる細胞死のイメージングに成功。... 2021-02-18 医療・健康
生物環境工学 出自集団で出産するメスは「例外」ではないことを解明 チンパンジー父系社会でメスが出自集団に居残る要因の検討2021-01-15 京都大学松本卓也 理学研究科博士課程学生(現・総合地球環境学研究所外来研究員・日本学術振興会特別研究員)、花村俊吉 アフリカ地域研究資料センター研究員、郡山尚紀 酪... 2021-01-15 生物環境工学
医療・健康 母親の子宮頸がんが子どもに移行する現象を発見 2021-01-07 国立がん研究センター,東京慈恵会医科大学,聖路加国際大学聖路加国際病院,国立成育医療研究センター,東邦大学,北海道大学北海道大学病院,日本医療研究開発機構発表のポイント 2名の小児がん患者の肺がんが、母親の子宮頸がんの... 2021-01-07 医療・健康
有機化学・薬学 プロスタグランジンE2を介した免疫チェックポイント阻害薬の新たな耐性獲得機構の解明 新たな免疫療法への応用に期待2020-12-22 北海道大学,東北大学,日本医療研究開発機構 牛伝染性リンパ腫ウイルス感染症に対する免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-L1抗体)の処置で、別の免疫抑制物質の産生が誘導されることを解明。 ウシ... 2020-12-22 有機化学・薬学