国立環境研究所

医療・健康

気候変動に伴う暑熱関連死亡の将来予測~エアコン利用の重要性と人工排熱低減対策の必要性が明らかに~

2023-12-28 産業技術総合研究所 東京大学、産業技術総合研究所、国立環境研究所からなる研究チームは、関西7都市を対象に、エアコン利用が将来の暑熱関連死亡数注釈1にもたらす効果を評価しました。この評価に際し、エアコン利用による暑熱関連...
医療・健康

甲状腺ホルモンアナログTRIACに注意~新たな機序を介した内分泌かく乱作用を発見~

2023-07-10 京都大学 山内一郎 医学研究科助教、稲垣暢也 同教授(現:田附興風会理事長)、久保拓也 工学研究科准教授、中島大介 国立環境研究所室長、中山祥嗣 同次長らの研究グループは、甲状腺ホルモンアナログであるTRIACが内分泌...
生物化学工学

オスの性染色体だけでバイセクシュアル種へ進化する:緑藻ボルボックスの非モデル種の全ゲノム解析で解明

2023-06-22 国立環境研究所,日本女子大学,カラシーン大学,コンケン大学,国立遺伝学研究所,東京大学 ボルボックス(Volvox)は 緑の宝石に例えられる美しい緑藻類です。ボルボックスには卵と精子を形成するメスとオスの性(sex)が...
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生物環境工学

自動撮影によって赤とんぼの定量的調査に成功~福島県の営農再開水田等で実証~

2023-03-09 国立環境研究所,福島県農業総合センター,農研機構 国立環境研究所、福島県農業総合センター、農研機構東北農業研究センターらの研究チームは、独自に開発した自動撮影装置を用いて福島県の水田において赤とんぼ類(アカネ属)の調査...
生物化学工学

身近にいた新種の微細藻類 ~最小サイズの緑藻・メダカモを発見~

2023-01-27 東京大学,東京理科大学,日本女子大学,国立環境研究所,山口大学,科学技術振興機構 発表のポイント ◆メダカや金魚を飼育していた水槽の藻類を固形培地に線画培養を繰り返すことによって、新種の淡水性緑藻・メダカモを発見しまし...
生物工学一般

幾千のAIで複雑な生態系を読み解く~湖沼生態系の相互作用を解明し、水質改善につなげる~

2022-10-17 理化学研究所 理化学研究所(理研)バイオリソース研究センター統合情報開発室の鈴木健大開発研究員、桝屋啓志室長、国立環境研究所生物多様性領域生態系機能評価研究室の松崎慎一郎室長の共同研究チームは、多数のAIプロセスの協働...
生物環境工学

水生昆虫への放射性セシウム粒子の移行を解明~体組織への吸収は確認されず~

2022-07-14 国立環境研究所,電力中央研究所,福島県環境創造センター,日本原子力研究開発機構,農研機構,福島大学,東京大学 環境から淡水魚への放射性セシウム移行の把握には、魚の餌となる水生昆虫の放射性セシウム濃度を明らかにすることが...
生物工学一般

世界最大の花・ラフレシアの新産地とその生態の解明 ~地域社会による生息域内保全の促進に期待~

世界最大の花ラフレシアのマレーシア・サラワク州ナハ・ジャレー地域における新産地とその生態について報告しました。
細胞遺伝子工学

NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功

NIESが保管する28株のヘテロシスト形成株と3株の非形成株,あわせて31株のシアノバクテリアの高精度なゲノム情報の整備に成功しました。ゲノム解析株はNIESカルチャーコレクション(国立環境研究所 微生物系統保存施設),ゲノム情報は国立遺伝学研究所の参画する国際データベースをそれぞれ通じて全世界に公開されています。
医療・健康

AIと天気情報等の活用による熱中症発症数の高精度予測 – 熱中症発症数AI予測モデル開発の成功

人工知能(AI)技術の機械学習を用いて、気象データ等から熱中症発症数を高精度に予測するAIモデルを世界で初めて作成。
生物化学工学

三種の光を感知する新しい光受容体を発見~海洋に広く生息する微細藻の光環境への適応~

東北地方の沿岸・沖合域で得られた海洋モニタリングメタゲノムデータを利用し、海洋に広く分布する微細藻から三種の光を感知する新規の光受容体を発見した。
生物環境工学

スギの”香り”が語ること 〜生物起源揮発性有機化合物放出の地理変異を解明〜

遺伝的に異なる全国12集団の天然スギから放出される生物起源揮発性有機化合物(BVOC)の放出パタンを同一環境下で定量し、テルペン類の組成と量が集団によって大きく異なることを明らかにした。BVOC放出は集団が分布する地域の気候だけでなく、病原菌組成とも密接な関係にあることを見出した。
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