国際農研

生物環境工学

サバクトビバッタの特異な繁殖行動を解明~農薬使用量の減少に繋がる効率的な防除が可能に~

サバクトビバッタ成虫の交尾と産卵行動を明らかにした。
細胞遺伝子工学

メダカはインド亜大陸に乗ってやって来た~メダカ科魚類の網羅的系統解析~

世界中からメダカ科魚類を収集し、網羅的系統樹の推定に成功した。メダカ科魚類の共通祖先はインド亜大陸に起源し、ユーラシア大陸に衝突した後にアジアに分布を拡大していった。メダカの共通祖先は、インド亜大陸上で、恐竜たちも絶滅した中生代末の大量絶滅を生き残った。
有機化学・薬学

トウモロコシ根からの生物的硝化抑制物質を世界初発見~窒素施肥量を減らし地球を健康にする第一歩~

トウモロコシ根から、生物的硝化抑制(BNI)物質の同定に初めて成功。強いBNI活性を持つ「ゼアノン」など、4つのBNI物質が硝化を抑制することを解明。
生物環境工学

サバクトビバッタが砂漠で生き延びるための行動を解明~構築したモデルにより行動予測が可能に~

過酷な砂漠環境(厳しい寒暖)においてこれまで不明だった群生相のサバクトビバッタが生き延びるためにとる行動を明らかにし、成果を利用して構築した専用のモデルによりバッタの体温を推定し、行動を予測可能にした。
細胞遺伝子工学

スーパー作物キヌアの遺伝子機能解明への道を切り拓く

キヌアにおける遺伝子機能の解析技術を世界で初めて開発し、キヌアの色や形をコントロールすることに成功した。
細胞遺伝子工学

西アフリカの主食作物ギニアヤムの起源を解明

ニアヤムはサバンナと熱帯雨林に生育する野生種の雑種起源 2020-12-08 京都大学,国際農研,岩手生物工学研究センター 概要 ヤマノイモ属の根菜作物を総称してヤム(Yam)と呼びます。ナガイモもヤムの一種です。世界のヤムの90%以上は、...
細胞遺伝子工学

熱帯・島嶼拠点@石垣島における熱帯果樹研究

2020-04-09 国際農研 国際農研は沖縄県石垣市(石垣島)に熱帯・島嶼研究拠点を有しています。近年、世界的にも観光地として注目を浴びている石垣島は、那覇から南西約400 kmに位置し、地理的には沖縄本島よりも台湾に近くなっています。気...
生物環境工学

気候変動と世界食料生産危機 ~持続的資源・環境管理技術への期待

2020-03-25 国際農研 2019年9月の国連気候行動サミットは、若者の代表が気候変動への真剣な取組の重要性を訴えて世界的に注目を浴びました。サミットに合わせて公表された報告書 (The Science Advisory Group ...
細胞遺伝子工学

イネ遺伝資源に関する国際共同研究体制の必要性

2020-03-25 国際農研 日本では様々なコメの品種改良が行われ、南北に長い国土の様々な気候・気象条件に応じて、おいしくてそれぞれに地域に適応したコメ品種が生みだされてきました。カロリーベースで海外の食料への依存が高い日本ですが、コメの...
生物環境工学

オイルパーム古木中の炭水化物量を決定する要因を同定~廃棄されるオイルパーム古木の効率的利用貢献

2020-02-21    国際農研 ポイント オイルパーム古木中に蓄積される炭水化物に影響する環境要因を同定 炭水化物が増加し、バイオガスや生分解性素材の製造の効率化が期待できる伐採適期の把握が可能 古木の有効活用により、農地への放棄を阻...
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