東京慈恵会医科大学

有機化学・薬学

B型肝炎の完治が見込まれる新たな抗ウイルス薬の候補を発見~新規の化合物iCDM-34がウイルスゲノムの合成を抑制~

2023-12-22 京都大学 掛谷秀昭 薬学研究科教授は、古谷裕 東京慈恵会医科大学講師、永森收志 同教授、松浦知和 同客員教授、平野秀典 慶應義塾大学特任准教授、堂前直 理化学研究所ユニットリーダー、白水美香子 同チームリーダー、鈴木治...
細胞遺伝子工学

脊椎動物が極めて多様な味覚を持つことを発見 旨味と甘味の味覚の起源に迫る

2023-12-13 近畿大学 脊椎動物におけるTAS1R遺伝子の進化について、従来の説と本研究の説との比較 近畿大学農学部(奈良県奈良市)准教授 西原秀典、明治大学農学部(神奈川県川崎市)特任講師 戸田安香、同教授 石丸喜朗、東京慈恵会医...
医療・健康

骨格筋はわずかな温度の変化を敏感に感じてパフォーマンスを向上させる! ~ウォーミングアップの効果をタンパク質レベルで解明~

2023-10-24 量子科学技術研究開発機構 【概要】 東京慈恵会医科大学細胞生理学講座の福田紀男准教授と量子科学技術研究開発機構(QST)高崎量子応用研究所の石井秀弥研究員、大山廣太郎主幹研究員、大阪大学蛋白質研究所の鈴木団准教授らを中...
ad
生物化学工学

超高磁場MRIで見る霊長類「全脳」神経回路の多様性~分野横断型の霊長類脳標本画像リポジトリ:ヒト脳と精神・神経疾患の理解を加速する国際研究基盤~

2023-05-19 慶應義塾大学 慶應義塾大学(酒井朋子 助教、岡野栄之 教授)、京都大学(新宅勇太 特定准教授、宮部貴子 助教、濱田穣名誉教授)、東京慈恵会医科大学(岡野ジェイムス洋尚 教授、太田裕貴 講師、曽我部和美 大学院生)、東京...
医療・健康

パーキンソン病の新しい発症メカニズムを発見~水素イオンとカリウムイオンの輸送異常が原因~

2023-04-24 京都大学 竹島浩 薬学研究科教授、藤井拓人 富山大学助教、酒井秀紀 同教授、田渕圭章 同教授、藤井努 同教授、奥村知之 同講師、永森收志 東京慈恵会医科大学准教授、ウィリヤサムクン パッタマ 同講師らの共同研究グループ...
生物化学工学

イルカの腎老化メカニズムを解明~高齢化社会を迎える飼育イルカの健康維持に向けて~

2023-04-23 京都大学 日本は超高齢社会を迎え、腎臓病から透析が必要になる患者数が増加の一途を辿っています。一方で飼育されているイルカも高齢化社会を迎えようとしており、腎機能の悪化から死亡に至る例がしばしば報告されるようになっていま...
医療・健康

前立腺癌における新たな骨転移進展機構を解明~エクソソームを標的とした新たな前立腺癌治療法への期待~

2023-03-08 東京医科大学,東京慈恵会医科大学,国立がん研究センター,日本医療研究開発機構 発表のポイント 前立腺癌細胞由来のエクソソーム*1が破骨細胞の分化を誘導することを明らかにしました。 CDCP1というエクソソーム膜上に存在...
医療・健康

熱中症の発症予測・メカニズム解明にも寄与 タンパク質の過敏な熱応答で体温上昇が止まらない! ~悪性高熱症の熱産生暴走メカニズム~

2022-08-08 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 悪性高熱症(全身麻酔の際に高体温になる疾患)が悪化する原因は、遺伝的な変異タンパク質が熱へ過敏に応答してしまうためであることを発見 赤外レーザーによる精密加熱技術、細胞のカルシ...
医療・健康

環境中のRNAが細菌のすみかとして利用される仕組みを解明

RNAを標的とした難治性細菌感染症の予防や治療法の開発に期待 2022-04-04 東京慈恵会医科大学,東京大学,科学技術振興機構 発表のポイント ◆黄色ブドウ球菌(注1)の周囲にRNA(通常は遺伝情報の伝達やタンパク質の合成を行う物質)が...
医療・健康

ブタ腎臓移植は、胎仔腎臓の方が拒絶反応が弱い~サルを用いた世界初の証明~

2022-03-23 東京慈恵会医科大学,大日本住友製薬株式会社,日本医療研究開発機構 ポイント ブタ腎臓をサルに移植するには強力な免疫抑制を必要としますが、ブタ胎仔腎臓(注1)の場合は臨床に適用可能な免疫抑制でも生着しやすいことを証明しま...
有機化学・薬学

新型コロナウイルス感染症治療薬の候補物質を発見

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ゲノムRNAに対して分解作用を持つ化合物のスクリーニング系を開発し、低分子化合物CDM-3008がSARS-CoV-2に対して抑制作用を持つことを発見しました。CDM-3008を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな経口または吸入治療薬として提案するもので、特に重症化を予防する効果が期待できます。
生物化学工学

VATER症候群に類似する新規モデルマウスの作製に成功~VATER症候群の病態・発症メカニズムの解明に期待~

Dyrk2遺伝子を欠損させたマウスを新たに作製して解析を進めたところ、国の指定難病であるVATER症候群と類似した病態を示すことを発見しました。Dyrk2欠損マウスがVATER症候群の病態・発症メカニズムを解明する新規の有用なモデルになり、診断法・治療法の開発に繋がることが期待されます。
ad
タイトルとURLをコピーしました