東京慈恵会医科大学

医療・健康

精神疾患に関与する新しい遺伝子発現調節系の発見~染色体転座を持つ統合失調症症例を出発点として~

単一の遺伝的変化と発症原因の連結が比較的容易であると考えられるごくまれな統合失調症症例に着目しました。共同研究グループは4番染色体と13番染色体との間の「均衡型染色体転座」を持つこの症例において、4番染色体側の切断点近くにLDB2遺伝子が存在すること、その一方で13番染色体側の切断点近くには既知の遺伝子がないことを2020年に明らかにしました。今回、今まで不明であったLDB2遺伝子の機能と、その遺伝子が統合失調症発症に果たす役割をさまざまなアプローチを用いて明らかにすることを目指しました。
医療・健康

母親の子宮頸がんが子どもに移行する現象を発見

2021-01-07 国立がん研究センター,東京慈恵会医科大学,聖路加国際大学聖路加国際病院,国立成育医療研究センター,東邦大学,北海道大学北海道大学病院,日本医療研究開発機構 発表のポイント 2名の小児がん患者の肺がんが、母親の子宮頸がん...
生物化学工学

微生物が狭い空間でも集団を拡張する仕組み

ナノ繊維の分泌により細胞フィラメントの伸長を制御し、環境に適応する 2019-12-09   筑波大学,東京慈恵会医科大学,科学技術振興機構 ポイント 微細加工技術を駆使して作製したマイクロ流路デバイスを用い、二次元空間における鉄酸化細菌L...
医療・健康

慢性閉塞性肺疾患:COPD(タバコ病)に、有害な鉄による脂質酸化依存的細胞死が深く関与…

慢性閉塞性肺疾患:COPD(タバコ病)に、有害な鉄による脂質酸化依存的細胞死が深く関与する病態機序を解明 2019-07-18 東京慈恵会医科大学,北里大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント COPD(慢性閉塞性肺疾患、通称“タバコ...
医療・健康

機械学習で卵巣腫瘍の特性を術前予測

予測・個別化医療に向けた予後に関する新たな分類を発見 2019-04-15  理化学研究所 理化学研究所(理研)科技ハブ産連本部健康医療データAI予測推論開発ユニットの川上英良ユニットリーダーらの共同研究チーム※は、血液検査データに基づく、...
医療・健康

大腸内視鏡病変検出・鑑別診断サポートを行うAIを開発

”医師と共に在るAI”で、大腸がん死亡率の低下を目指す 2018-08-17 東京慈恵会医科大学,エルピクセル株式会社,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 大腸内視鏡検査中にリアルタイムでポリープを検出し、その組織診断を予測することが...
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