理化学研究所

精密な分子標的型抗がん剤の開発 ~より副作用の少ない、より効果的な抗がん剤治療のために~ 有機化学・薬学

精密な分子標的型抗がん剤の開発 ~より副作用の少ない、より効果的な抗がん剤治療のために~

がん細胞中で異常に働くプロテインキナーゼ(タンパク質リン酸化酵素)をピンポイントで阻害し、がん細胞の増殖を阻害する化合物を発見した。
体の左右非対称性はmRNAの分解から始まる 細胞遺伝子工学

体の左右非対称性はmRNAの分解から始まる

動物の体の左右非対称性を決定する仕組みにおいて、初期胚が生み出す体液の流れに応答して、体の左側だけでメッセンジャーRNA(mRNA)が分解されるメカニズムを解明した。
エピゲノム異常に起因する脳機能不全の治療の可能性~クリーフストラ症候群の治療法開発に前進~ 細胞遺伝子工学

エピゲノム異常に起因する脳機能不全の治療の可能性~クリーフストラ症候群の治療法開発に前進~

マウスを用いて、遺伝性精神神経疾患の一つである「クリーフストラ症候群(KS)」における脳機能不全が生後でも治療できる可能性を示した。
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視覚情報と自身の運動情報を脳内で弁別する仕組みを発見 生物化学工学

視覚情報と自身の運動情報を脳内で弁別する仕組みを発見

外界からの視覚情報と動物自身の引き起こす運動情報の入力が、同時に脳の大脳皮質後部領域を活性化させる際、動物の注意レベルが高いときほど両者の信号が分離可能であることを発見した。
水陸両生の水草ミズハコベが姿を変える仕組みを解明 生物環境工学

水陸両生の水草ミズハコベが姿を変える仕組みを解明

オオバコ科の水陸両生植物ミズハコベが、水中と陸上とで葉の形を変える現象「異形葉性」の分子基盤を明らかにした。
人工クモ糸の物性を劇的に改善する新物質を発見~新素材開発に期待~ 有機化学・薬学

人工クモ糸の物性を劇的に改善する新物質を発見~新素材開発に期待~

ジョロウグモ亜科4種のゲノムを決定した上でマルチオミクス解析を実施し、クモ糸がこれまで考えられていた以上に複雑な複合素材であることを明らかにした。人工クモ糸材に配合することで材料の物理特性を2倍以上に向上させることができるタンパク質「SpiCE-NMa1」を発見した。
アルツハイマー病のたんぱく質凝集体の構造の違いに迫る 医療・健康

アルツハイマー病のたんぱく質凝集体の構造の違いに迫る

アルツハイマー病の主原因の1つとされる、42残基のアミロイドβたんぱく質(Aβ42)凝集体の分子構造の違いを高感度で検出する固体NMR計測法を開発。
脳の萎縮のメカニズムを解明 医療・健康

脳の萎縮のメカニズムを解明

老化や脳神経疾患などで起こる、脳の萎縮に関係する新しいメカニズムを明らかにした。
胆道がんのゲノム医療拡大 ~半数の症例でゲノム異常に適合する治療薬が見つかる~ 有機化学・薬学

胆道がんのゲノム医療拡大 ~半数の症例でゲノム異常に適合する治療薬が見つかる~

「胆道がん」のさまざまなゲノムデータを集約・解析し、約50%の症例についてゲノム異常に適合する治療薬がある可能性を示した。
細胞の動きを制御するタンパク質の巧妙な仕組 生物化学工学

細胞の動きを制御するタンパク質の巧妙な仕組

細胞の運動を促進する「DOCK5」と呼ばれるタンパク質が、その結合パートナーである「ELMO1」タンパク質の助けを借りて「Rac1」というGタンパク質を活性化する仕組みを、クライオ電子顕微鏡法を用いた高解像度の構造解析により解明した。
ビタミンDで高効果の新型コロナウイルスワクチン開発 医療・健康

ビタミンDで高効果の新型コロナウイルスワクチン開発

効果を高めるアジュバント(免疫賦活剤)としてビタミンDを使い、湿布のように皮膚に貼るだけで取扱いがとても簡単な新型コロナウイルスワクチンの研究開発が進んでいる。
マウス多能性幹細胞から機能的な卵巣組織の再生に世界で初めて成功! 〜卵子の産生に動物由来の体細胞が不要に〜 細胞遺伝子工学

マウス多能性幹細胞から機能的な卵巣組織の再生に世界で初めて成功! 〜卵子の産生に動物由来の体細胞が不要に〜

マウスの多能性幹細胞から卵巣組織を再構築し、それらから機能的な卵子を作出した。
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