理化学研究所

ヒストンメチル化による自閉症の新しいメカニズムを発見~自閉スペクトラム症の治療薬開発に役立つ可能性~ 医療・健康

ヒストンメチル化による自閉症の新しいメカニズムを発見~自閉スペクトラム症の治療薬開発に役立つ可能性~

自閉スペクトラム症(自閉症、ASD)でヒストンH3のメチル化に関連する「SUV39H2遺伝子」に機能喪失を来すアミノ酸変異を見いだし、ヒストンメチル化の異常が自閉症に関連するメカニズムを発見した。
ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見~変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待~ 有機化学・薬学

ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見~変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待~

インフルエンザウイルスに対する免疫反応がワクチン接種とウイルス感染では異なることを発見し、経鼻感染の方がワクチン接種よりも質の高い中和抗体である「広域中和抗体」が産生されることを明らかにした。
酢酸による免疫グロブリンAの機能制御~腸内細菌の制御につながる新しい分子メカニズムの解明~ 医療・健康

酢酸による免疫グロブリンAの機能制御~腸内細菌の制御につながる新しい分子メカニズムの解明~

腸内細菌の主要な代謝物である「酢酸」が「免疫グロブリンA(IgA)」の細菌反応性を変化させることで腸内細菌の制御に関与することを発見した。
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小麦による食物アレルギーのリスク因子を発見 医療・健康

小麦による食物アレルギーのリスク因子を発見

食物アレルギーの特殊なタイプである小麦依存性運動誘発アナフィラキシー(WDEIA)の患者を対象としたゲノムワイド関連解析(GWAS)により、WDEIAの発症リスクが、特定のHLA型である「HLA-DPB1*02:01:02」と関連することを発見した。
クローン性造血の臨床予後への影響を解明~遺伝子変異とコピー数異常の統合的な知見~ 医療・健康

クローン性造血の臨床予後への影響を解明~遺伝子変異とコピー数異常の統合的な知見~

バイオバンク・ジャパン登録被験者のクローン性造血の遺伝子変異とコピー数異常の統合解析を実施し、(1)クローン性造血では遺伝子変異とCNAが高頻度に共存すること、(2)両者が共存すると血液腫瘍・心血管疾患のリスクが有意に上昇すること、などを解明した。
紫外線照射による新型コロナウイルス不活化のメカニズム~ウイルスRNAの損傷が原因だった~ 医療・健康

紫外線照射による新型コロナウイルス不活化のメカニズム~ウイルスRNAの損傷が原因だった~

紫外線照射による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化はウイルスRNAの損傷が原因であることを初めて明らかにした。
エピゲノム異常に起因する脳機能不全の治療の可能性~クリーフストラ症候群の治療法開発に前進~ 医療・健康

エピゲノム異常に起因する脳機能不全の治療の可能性~クリーフストラ症候群の治療法開発に前進~

マウスを用いて、遺伝性精神神経疾患の一つである「クリーフストラ症候群(KS)」における脳機能不全が生後でも治療できる可能性を示した。
ヒト希少遺伝疾患「NGLY1欠損症」発症機構の解明~治療法開発への第一歩~ 医療・健康

ヒト希少遺伝疾患「NGLY1欠損症」発症機構の解明~治療法開発への第一歩~

ヒト希少遺伝疾患「NGLY1欠損症」の発症メカニズムを提唱した。
実験用マウスはメラトニンを合成できないので合成できるようにした 生物化学工学

実験用マウスはメラトニンを合成できないので合成できるようにした

メラトニンを合成できる実験用マウスを開発し、哺乳類においてメラトニンが時差ぼけの解消や日内休眠に関わることを明らかにした。
カニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列解読に成功~霊長類による医薬品開発を加速~ 有機化学・薬学

カニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列解読に成功~霊長類による医薬品開発を加速~

創薬研究において利用される非ヒト霊長類モデル動物であるカニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列を染色体レベルまで、ほぼ完全に解読することに成功した。
生命科学実験の効率的な自動化を実現するスケジューリング手法を開発 生物工学一般

生命科学実験の効率的な自動化を実現するスケジューリング手法を開発

実験手順を複数の機器で効率よく実行するためのスケジューリング問題に対して、混合整数計画問題として数理的に定式化した上で、分枝限定法を用いて解を求める方法を開発した。
さまざまな材料表面を生理活性に~人工合成した接着性成長因子~ 有機化学・薬学

さまざまな材料表面を生理活性に~人工合成した接着性成長因子~

貝が分泌する水中接着タンパク質に含まれる翻訳後修飾アミノ酸を含む人工合成ポリペプチド(接着性成長因子)を開発し、これをさまざまな材料に接着させ、細胞機能を制御できるようにした。
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