生理学研究所

医療・健康

運動時に手足の感覚を取捨選択する仕組みを解明 ~シナプス前抑制の脊髄内での機能を霊長類において証明~

2023-10-25 国立精神・神経医療研究センター ,生理学研究所 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所 モデル動物開発研究部の関和彦部長、窪田慎治室長と、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 生理学研...
生物工学一般

時空間での蛍光相関解析が生体深部超解像イメージングを可能にする~生きた脳の深部でナノスケールの神経細胞微細形態の可視化に成功~

2023-10-16 生理学研究所 概要 自然科学研究機構 生命創成探究センター (ExCELLS) / 生理学研究所 の堤 元佐 特任助教、髙橋 泰伽特別共同利用研究員、根本 知己 教授のグループは、北海道大学電子科学研究所の小林 健太郎...
生物工学一般

細胞の動きの画像情報から3次元組織内のメカニカルな力を推定する手法を開発

2023-08-09 基礎生物学研究所 近年、生物組織内のメカニカルな力は、形態形成や細胞分化を駆動する上で重要な情報であることが分かってきました。しかし、生きた組織内で力を計測する手段は限られています。特に、3次元的な胚や組織の発生では、...
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生物化学工学

回転式ナトリウムイオンポンプの6つの中間構造すべてを立体構築することに成功 〜動力部とポンプ部をつなぐ回転子は不均一な回転挙動を示し、大きなイオン輸送リングをかき混ぜるように回転させる〜

2023-07-31 生理学研究所 自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授の研究グループは、同機構分子科学研究所の飯野亮太教授、千葉大学の村田武士教授、東京大学の上野博史講師と共同で、腸球菌が持つ回転式ナトリウ...
生物工学一般

他者の報酬を気にしなくなるサル ~他者の報酬情報を伝える神経回路が明らかに~

2023-07-26 生理学研究所 概要 仕事への意欲を左右する最大の要因の一つは、対価として自己が手にする報酬量(給料など)でしょう。しかし、興味深いことに、自己の報酬量は同じでも、職場の同僚など、他者の報酬量が自分より多いとわかると、自...
医療・健康

肥満による皮下脂肪の炎症を、脳が抑制することを発見~皮下脂肪型肥満が内臓脂肪型肥満より生活習慣病の発症が少ない原因の一端を解明~

2023-06-20 生理学研究所 内容 皮下脂肪が溜まる肥満は、内臓脂肪が溜まる肥満に比べて糖尿病、高血圧、肝障害など、所謂、生活習慣病になりにくいことが知られています。しかし、その理由はよく分かっていません。今回、自然科学研究機構 生理...
生物化学工学

蚊が媒介するネゲウイルスの一種タナイウイルスの多様な構造変化をクライオ電子顕微鏡で解明 〜植物から動物へ、ウイルスが進化する過程を示唆〜

2023-06-13 生理学研究所 概要 自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授の研究グループは、ウプサラ大学の岡本健太研究員の研究グループと共同で、ネゲウイルス科ウイルスの一種タナイウイルスの多様な構造変化の...
生物工学一般

サルも動きがシンクロする? ~ニホンザルが運動リズムを自然と同調させることが明らかに~

2023-05-30 生理学研究所 コンサートで拍手のリズムが自然と重なったり、友人と歩いているときに歩くテンポがいつのまにか揃ったりと、他者の動きやリズムと、自分の動きやリズムが意図せずに合う現象は、多くの人が経験し、我々の対人関係や集団...
生物工学一般

無脊椎動物由来の光受容タンパク質を利用した、特定の細胞応答を選択的に光でコントロールできる「精密バイアス光操作ツール」の開発

2023-05-16 神戸大学 神戸大学大学院理学研究科生物学専攻・次世代光散乱イメージング科学研究センターの塚本寿夫准教授と自然科学研究機構生理学研究所神経機能素子研究部門の久保義弘教授は、環形動物ゴカイ由来の自己不活性化する特性を持つ光...
生物化学工学

超高磁場MRIで見る霊長類「全脳」神経回路の多様性~分野横断型の霊長類脳標本画像リポジトリ:ヒト脳と精神・神経疾患の理解を加速する国際研究基盤~

2023-05-19 慶應義塾大学 慶應義塾大学(酒井朋子 助教、岡野栄之 教授)、京都大学(新宅勇太 特定准教授、宮部貴子 助教、濱田穣名誉教授)、東京慈恵会医科大学(岡野ジェイムス洋尚 教授、太田裕貴 講師、曽我部和美 大学院生)、東京...
生物工学一般

細胞の境界の湾曲構造に隠れた原理を発見

2023-04-22 生理学研究所 ポイント ①典型的な上皮細胞であるMDCK細胞の境界の湾曲構造のパワースペクトルを両対数プロットすると直線状になる、スケーリングと呼ばれる性質があることを見出した。 ②本研究の発展により、生物学と物理学、...
生物工学一般

「目が見えなくなると触覚が鋭敏になる」メカニズムを解明

2023-04-22 生理学研究所 国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞学分野の客員研究者 橋本明香里(公立陶生病院 研修医:神戸大学医学部卒業)、和氣弘明 教授の研究グループは、早期視覚喪失がもたらす触覚機...
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