生物化学工学 コウモリ類の進化史を解明 高解像X線マイクロCTを用いて、世界のさまざまな種のコウモリとその他代表的な哺乳類の胎児期の成長解析と進化解析をおこないました。コウモリの共通祖先はまず初めに飛行能力を獲得し、そのあと3つの系統にわかれ、のちに2つの系統が超音波利用能力を各々個別に獲得したという進化史の全貌が明らかになりました。 2021-03-08 生物化学工学
有機化学・薬学 アスコルビン酸噴霧で植物の細胞死が抑制される~細胞でのタンパク質の生産性が向上~ 植物において、活性酸素が及ぼす影響の緩和に着目し、抗酸化物質である高濃度アスコルビン酸を噴霧することにより、壊死を抑制し、タンパク質の生産性向上、および、これまでほとんど発現していなかったタンパク質の発現に成功しました。また、高濃度アスコルビン酸の噴霧は、発現するタンパク質の活性に影響を及ぼさないことも分かりました。 2021-03-04 有機化学・薬学
有機化学・薬学 微生物が多様な膜小胞を作る仕組みを解明 2021-01-15 筑波大学,大阪市立大学,科学技術振興機構 微生物は、細胞膜と同じ成分からなる多様な小胞(膜小胞)を細胞外に放出することが知られており、近年、それらの膜小胞が、医療やバイオテクノロジーをはじめとするさまざまな分野に応用で... 2021-01-15 有機化学・薬学
有機化学・薬学 「熱」や「痛み」を感じるたんぱく質の小さい動きを高速キャッチ 体に優しい鎮痛薬開発のための新たな創薬指針の提案へ 2020-12-10 東京大学,筑波大学,高輝度光科学研究センター,科学技術振興機構,日本医療研究開発機構 ポイント ヒトの熱や痛みを認識するたんぱく質TRPチャネルの1分子内部運動を世界... 2020-12-15 有機化学・薬学
医療・健康 動脈硬化発症を制御する転写因子の相互作用を発見 2020-12-09 京都大学 伊藤信行 名誉教授、島野仁 筑波大学教授、中川嘉 筑波大学教授、小西守周 神戸薬科大学教授、曽根博仁 新潟大学教授の研究グループは、動脈硬化発症を制御する転写因子の相互作用を発見しました。 動脈硬化は生活習慣... 2020-12-09 医療・健康
生物工学一般 微生物の生理的状態を最短10分で定量的に評価し、識別する技術を開発 物質生産や水質汚染の低減などへ応用でき、持続可能な社会の実現へ貢献 2020-12-07 新エネルギー・産業技術総合開発機構,株式会社ニコンソリューションズ NEDOと(株)ニコンソリューションズ、筑波大学は、植物や微生物を用いた高機能品生... 2020-12-07 生物工学一般
生物化学工学 「DIAMonDS」でハエの一生を記録する~ショウジョウバエの個体別活動測定システムを開発~ 2020-11-10 理化学研究所,山形大学,筑波大学,日本医療研究開発機構 理化学研究所(理研)開拓研究本部眞貝細胞記憶研究室の成耆鉉協力研究員(研究当時)、山形大学の姜時友助教、松村泰志博士研究員(研究当時)、筑波大学の丹羽隆介教授、島... 2020-11-11 生物化学工学
医療・健康 ロボットでもCGでも2者に褒められると運動技能の習得が促進される 学習やリハビリの支援システム開発に貢献 2020-11-05 筑波大学,株式会社国際電気通信基礎技術研究所,科学技術振興機構 「人を褒めて伸ばす」という言葉があります。近年の心理学研究により、人は運動トレーニングを行った際に他人から褒められ... 2020-11-05 医療・健康
生物化学工学 交尾刺激に応答して卵子を作り出す過程を調節する新しい神経伝達メカニズムを発見 2020-10-20 筑波大学,日本医療研究開発機構 あらゆる生物の体は、各々の役割に特化した細胞の集まりでできています。それらの細胞を生み出す元となるものが幹細胞であり、その働きは、幹細胞が局在する場所から伝達されるシグナルによって制御さ... 2020-10-21 生物化学工学
細胞遺伝子工学 葉で合成されるマイクロRNAが根の根粒の数を全身的に制御することを証明 2020-10-16 基礎生物学研究所,筑波大学 マメ科植物は、根に根粒と呼ばれる特殊な器官を形成することで、土壌中の窒素固定細菌と共生し、多くの植物が利用できない大気中の窒素を栄養源として利用することができます。これにより、窒素栄養が乏し... 2020-10-16 細胞遺伝子工学生物化学工学
細胞遺伝子工学 様々なタンパク質を検出できるRAPタグは植物細胞でも有効に機能する 2020-09-18 筑波大学,東北大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 動物細胞用に開発されたRAPタグ注1)が、植物細胞においても有効なペプチドタグとしてはたらくことが明らかになりました。 RAPタグを認識する抗体注2)PMa... 2020-09-18 細胞遺伝子工学生物化学工学
有機化学・薬学 新型コロナウイルス複製を阻止する作用メカニズムを解明 標的とするメインプロテアーゼのウイルス複製機能阻害に求められるファーマコフォアをモデル化 2020-09-07 東京工業大学,筑波大学,日本医療研究開発機構 要点 SARSウイルス(SARS-CoV)のゲノム情報とウイルス複製に寄与する酵... 2020-09-08 有機化学・薬学細胞遺伝子工学