小児慢性特定疾病における”腎疾患”の病名マスタを作成 ~無償提供を開始し、医療ビッグデータを用いた研究の推進へ~

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2023-04-14 国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センター(住所:東京都世田谷区、理事長:五十嵐隆)研究所の小児慢性特定疾病情報室 盛一 享徳 室長と株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島陽介、以下:JMDC)は、小児慢性特定疾病における”腎疾患”のマスターデータを作成し、研究者に対して無償提供を開始します。
レセプトデータを用いた研究を行う際には、対象となる疾患に該当する標準病名(複数存在)を膨大なレセプトデータの中から抜き出してまとめたデータ(病名マスタ)を作成する必要があります。この病名マスタを作成して初めて、抜き出した標準病名の患者の診察や検査、治療内容などが含まれている細かいレセプトデータの分析が可能になります。この病名マスタは、作成・メンテナンスに非常に時間がかかることから、研究者にとって研究を進める上での課題の1つとなっていました。
今回は、小児慢性特定疾病の腎疾患における病名マスタを、JMDCが有するレセプトデータのマスタ構築・運用ノウハウを用いて作成し、無償で一般に公開することで、研究者が研究に取り組みやすくなる環境を整備しました。
(公開サイト「Big Data For Children」)
今後は、提供する病名マスタの疾患領域を広げていき、医療ビッグデータを用いた研究の推進に貢献していきたいと考えています。
小児慢性特定疾患マスタのイメージ図

詳しい資料は≫

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