腎細胞がんの新たな放射性医薬品の実用化を目指して~特定臨床研究によりPD-32766のPET診断薬としての可能性を確認、核医学の新たな診断薬ならびに治療薬への期待~

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2025-03-28 国立がん研究センター,ペプチドリーム株式会社

国立がん研究センターとペプチドリーム株式会社は、淡明細胞型腎細胞がん患者を対象に、CA9を標的とする放射性医薬品「^{64}Cu-PD-32766」のファースト・イン・ヒューマン試験を実施しました。その結果、病変部位への明瞭な集積が確認され、高い診断的有用性が示唆されました。また、投与後の血中濃度は速やかに減少し、良好なクリアランスが確認され、安全性も良好でした。さらに、治療用核種^{225}Acへの置換による治療効果も期待されます。この成果は、2025年2月のASCO Genitourinary Cancers Symposiumで発表されました。

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有機化学・薬学
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