コケをつづり、巣をつくる新種ユスリカを発見~水中に棲む昆虫の営巣行動の多様性があきらかに~

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2020-01-23 愛媛大学

概要

愛媛大学大学院理工学研究科 今田弓女特定助教は、「水生コケ類の葉を綴りあわせて精巧な巣をつくる新種のユスリカ科の昆虫」をアメリカ東海岸の湖と川から発見し、新種記載をおこない、また生活史のほぼ全貌を明らかにしました。
新種ユスリカは、カワゴケの葉と自分の吐出する糸のみを使って巣をつくるという、世界に類をみない植物加工行動をとることが判明しました。今回の発見は、水中のコケと小型の動物との特異的な相互作用の数少ない例のひとつとしても意義深いものです。
本研究成果は、2020年1月22日に動物分類学の国際学術誌「ZooKeys」に掲載されました。

コケをつづり、巣をつくる新種ユスリカを発見~水中に棲む昆虫の営巣行動の多様性があきらかに~
プレスリリース資料はこちら(PDF 1,117KB)

生物化学工学生物環境工学
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