呼吸器の発生をつかさどるメカニズムの解明~発生現象の発見に基づくES細胞から気管組織の作出へ~

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2020-09-03 京都大学

ジャンタシュ・アレヴ 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi) 特定拠点准教授、土生正信 iPS細胞研究所研究員、岸本圭史 理化学研究所研究員、古川(田村)可奈 同研究員、森本充 同チームリーダー、アーロン・ゾーン シンシナティ小児病院教授、アウグスティン・ルズ マドリガル 同研究員らの研究グループは、呼吸に必須な器官である気管が胎児の中で出現するプロセスを明らかにし、培養皿上でマウスおよびヒトの気管組織を作製する方法を開発しました。

本研究成果は、胎児の中で内臓が作られる基本原理の理解に加えて、オルガノイドと呼ばれる臓器を模倣した3次元組織の開発の手がかりとなり、人工的な呼吸器の形成技術への応用が期待できます。

本研究成果は、2020年8月27日に、国際学術誌「Nature Communications」に掲載されました。

図:気管の起源になる現象の発見から、培養皿状での気管組織の作出へ

詳しい研究内容≫

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細胞遺伝子工学生物化学工学
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