生物環境工学

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真社会性をもつササコナフキツノアブラムシと2種類の共生細菌が織りなす複合共生系を発見

2022-12-26 基礎生物学研究所 昆虫アブラムシの共生器官の細胞内には共生細菌ブフネラが存在し、両者はお互い相手なしでは生きていけないほど絶対的な相互依存関係にあり(絶対共生)、エンドウヒゲナガアブラムシ等を使った研究でその仕組みが明...
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温暖化による結氷消失は特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」の生育に深刻なダメージを与える?

2022-12-23 東京大学 小原 晶奈(神奈川大学 理学部4年) 小川 麻里(安田女子大学 准教授) 尾山 洋一(釧路市教育委員会 マリモ研究室次長) 鈴木 祥弘(神奈川大学 准教授) 河野 優(生物科学専攻 特任助教) 発表のポイント...
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国内希少野生動植物種スイゲンゼニタナゴの新しい調査手法を開発!~水をくむだけの環境DNA分析で絶滅危惧種の保全を目指す~

2022-12-21 岡山大学,農研機構 ◆発表のポイント 淡水魚のスイゲンゼニタナゴは、種の保存法で国内希少野生動植物種に指定されており、早急な保全策が必要とされています。国内希少野生動植物種に指定されている魚類はわずかに10種のみです。...
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座礁したイルカにアルツハイマーの兆候が見られる(Stranded dolphins show signs of Alzheimer’s)

新しい論文によると、3種の異なる座礁したイルカの脳には、アルツハイマー病の典型的なマーカーが見られるという。 The brains of three different species of stranded dolphins show c...
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蚊の体内・体外に生息する細菌を調べる研究(Study Examines Bacteria Living In and On Mosquitoes)

2022-12-16 ノースカロライナ州立大学(NCState)  蚊に刺されないようにすることは、常に良いアイデアです。しかし、ノースカロライナ州立大学の新しい研究によると、細菌が繁殖した蚊の外装は、ハエたたきで武装する別の理由となり得る...
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トウモロコシに寄生する菌が、作物の防疫と生育に役立つ可能性(Corn-colonizing fungus may help the crop repel disease, grow larger)

2022-12-14 ペンシルベニア州立大学(PennState)  ペンシルベニア州立大学の研究者たちによる新しい研究によると、トウモロコシの植物に定着する、あるいはその中で成長する菌は、植物を無傷のままにするだけでなく、植物が有害な虫や...
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カエデの若木に発生する斑点模様の食害を検証する研究(Study examines feeding damage caused by spotted lanternflies on young maples)

2022-12-12 ペンシルベニア州立大学(PennState)  カエデの幼木に短期間大量に食害を加えたカラフトムギ成虫は光合成を阻害し、木の成長を最大50%阻害する可能性があることがペンシルバニア大学の科学者の新しい研究により明らかに...
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歯の微細な傷から肉食恐竜の食性を解明~三次元マイクロウェア分析で恐竜の生態に迫る~

2022-12-09 東京大学 発表のポイント ◆歯の表面に残されたミクロの傷(マイクロウェア)を三次元的に分析し、恐竜出現初期から絶滅前までの幅広い年代の肉食恐竜の食性を調べました。 ◆肉食恐竜の食性には大きな時代変化はなく、中生代を通じ...
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小惑星衝突前に恐竜は進化していたことが判明(Dinosaurs were on the up before asteroid downfall, study finds)

6,600万年前に小惑星が地球に衝突し、恐竜が大量絶滅するまで、恐竜は世界を支配していたことが、ある研究により明らかになった。 Dinosaurs dominated the world right up until a deadly as...
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環境DNAが解き明かすグリーンランドでの200万年前の生態系(Environmental DNA uncovers a 2-million-year-old ecosystem in Greenland)

2022-12-07 ローレンスリバモア国立研究所(LLNL) 国際研究チームは、200万年前に存在したグリーンランド北部のカプ・コベンハウン層の豊富な植物および動物群集について、これまでで最も古い古代環境DNA(eDNA)記録を報告してい...
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カニにおける愛と死の狭間での立ち回り

2022-12-05 基礎生物学研究所 北九州市立自然史・歴史博物館自然史課学芸員の竹下文雄博士と、基礎生物学研究所学振特別研究員の西海望博士は、カニにおけるメス獲得と捕食リスクの狭間での立ち回りについての発見をしました。 カニの一種である...
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炭素貯蔵の手がかりを求めて堆積物を掘る(Scientists Dig into Sediments for Clues on Carbon Storage)

サンディエゴからガラパゴス諸島まで、スクリプス海洋学の研究者たちは、水生生態系における炭素隔離の謎を解き明かしています。 From San Diego to the Galapagos Islands and beyond, Scripps...
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