生物環境工学

キンカチョウのオスは方言で歌い、メスはそれに注目する(Zebra finch males sing in dialects and females pay attention) 生物環境工学

キンカチョウのオスは方言で歌い、メスはそれに注目する(Zebra finch males sing in dialects and females pay attention)

人工知能がキンカチョウの鳴き声を解析Artificial intelligence analyzes songs of zebra finches2022-03-28 マックス・プランク研究所・キンカチョウのオスは、仲間の歌を真似ることで歌...
スギ科、イネ科、セリ科植物の試料調製と代謝物の分析(Sample preparation and analysis of metabolites from plants in the families of Cyperaceae, Poaceae and Apiaceae) 生物環境工学

スギ科、イネ科、セリ科植物の試料調製と代謝物の分析(Sample preparation and analysis of metabolites from plants in the families of Cyperaceae, Poaceae and Apiaceae)

2022-03-25 スウェーデン王・王立工科大学(KTH)・植物が環境に与える影響を理解する上で重要なのは、揮発性化合物の研究であり、これらが植物と他の生物との相互作用にのような影響を与えるかを研究することである。・植物からの二次代謝産物...
国連海洋法条約でペンギンを守る! 〜国の管轄を超えた海洋生物多様性保護の必要性を科学的に証明~ 生物環境工学

国連海洋法条約でペンギンを守る! 〜国の管轄を超えた海洋生物多様性保護の必要性を科学的に証明~

2022-03-22 国立極地研究所国立極地研究所のJean-Baptiste Thiebot特任研究員とフランス・リール大学のMagali Dreyfus研究マネージャーは、海でのペンギンの移動に関する131の科学論文を分析し、ライフステ...
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氷河生態系の謎に迫る ~世界各地の氷河に生息する微生物をメタゲノム解析~ 生物環境工学

氷河生態系の謎に迫る ~世界各地の氷河に生息する微生物をメタゲノム解析~

2022-03-23 国立遺伝学研究所Metagenomics reveals global-scale contrasts in nitrogen cycling and cyanobacterial light harvesting m...
ジョージア州沿岸の塩性湿地帯の草は、根の中の有用なバクテリアから成長のための栄養分を得ている(Salt Marsh Grass On Georgia’s Coast Gets Nutrients for Growth From Helpful Bacteria in Its Roots) 生物環境工学

ジョージア州沿岸の塩性湿地帯の草は、根の中の有用なバクテリアから成長のための栄養分を得ている(Salt Marsh Grass On Georgia’s Coast Gets Nutrients for Growth From Helpful Bacteria in Its Roots)

2022-03-21 ジョージア工科大学・塩性湿地はジョージア州の海岸の大部分を占め、人々にとって重要な「生態系サービス」を果たしている。・塩性湿地は水をきれいにし、海岸線を高潮から守り、魚や貝の生息地を提供しています。・この研究で、これら...
ヒトの初期の毛髪進化に新たな発見 (New study sheds light early human hair evolution) 生物環境工学

ヒトの初期の毛髪進化に新たな発見 (New study sheds light early human hair evolution)

キツネザルの野生個体群の研究が、気候、体の大きさ、色覚が霊長類の毛の進化に与える影響を評価するのに役立つStudy of wild population of lemurs helps researchers assess the impa...
ミツバチが射精し爆裂死する。ポリスチレンカバーで止められるかも(Bees are explosively ejaculating to death. A polystyrene cover could help stop it.) 生物環境工学

ミツバチが射精し爆裂死する。ポリスチレンカバーで止められるかも(Bees are explosively ejaculating to death. A polystyrene cover could help stop it.)

2022-02-22 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(URC)シンプルなポリスチレンカバーが、猛暑の中でミツバチの巣を冷やし、オス蜂の悲惨な結末を防ぐことができる。A simple polystyrene cover could he...
生物多様性の決定機構に新仮説~「他種との相互作用をいくつまで持てるか」が鍵?~ 生物環境工学

生物多様性の決定機構に新仮説~「他種との相互作用をいくつまで持てるか」が鍵?~

環境DNAによる網羅的生物モニタリングと非線形時系列解析を駆使し、野外生物群集の相互作用と種数の関係を詳細に研究しました。生物が「他種とどのくらい相互作用できるか」すなわち「相互作用容量」が種数の決定に重要な役割を果たしていることを見出しました。今回発見した相互作用容量と種数の関係に基づいたモデルは、様々な生態系の生物種数を精度良く予測できることも発見しました。
冬を耐える常緑樹と避ける落葉樹が共存する謎を解き明かす~葉の炭素の費用対効果が同等であることが鍵~ 生物環境工学

冬を耐える常緑樹と避ける落葉樹が共存する謎を解き明かす~葉の炭素の費用対効果が同等であることが鍵~

落葉樹と常緑樹、両者は全く違う生き方ですが、どうして同じ環境に共に生きられるのでしょうか。同所的に自生している落葉樹と常緑樹の葉における炭素の収支バランスを詳細に研究しました。常緑樹は冬の凍結に備えて、頑丈な葉を作るために、落葉樹よりも約2倍の炭素を必要とします。一方で、その投資は長期間の光合成によって補われ、炭素の費用対効果は、落葉樹でも常緑樹でも同程度でした。冬を避けるか耐えるかが、落葉樹と常緑樹の違いですが、炭素の収支バランスは同程度で、それがゆえに共存できるようです。
海から遡上する小型エビ類が川の生態系を大きく変える~海と川のつながりが担う役割~ 生物環境工学

海から遡上する小型エビ類が川の生態系を大きく変える~海と川のつながりが担う役割~

小型エビ類がいる河川といない河川で実際の生態系を比較し、一つの河川の中で小型エビ類がいる部分といない部分を実験的に作り出して他の生物の応答を調べました。エビがいると川底の生物相が変わり、川底を覆う細かな有機物が減少し、栄養塩動態も変化し、河川水中の栄養塩濃度にまで影響が及ぶ可能性が示唆されました。
高度な社会性を持つシロアリのゲノム情報を解読 〜遺伝子重複が社会性進化の原動力であることを明らかに〜 生物環境工学

高度な社会性を持つシロアリのゲノム情報を解読 〜遺伝子重複が社会性進化の原動力であることを明らかに〜

「ヤマトシロアリ」のゲノム情報の解読および、カースト別の大規模遺伝子発現解析に成功しました。シロアリの社会性の進化には遺伝子の重複が重要な役割を果たしていることが明らかになりました。重複した遺伝子はカーストごとに発現パターンが異なる傾向があることがわかりました。重複遺伝子には、化学コミュニケーションや社会的免疫・防御などの社会性に関連する機能を持った遺伝子が多くみられました。
アザラシによる観測で秋~冬の南極沿岸の海洋環境が明らかに 生物環境工学

アザラシによる観測で秋~冬の南極沿岸の海洋環境が明らかに

南極・昭和基地でウェッデルアザラシに水温塩分記録計を取り付けて調査を行い、その観測データから、秋に外洋の海洋表層から暖かい海水(暖水)が南極大陸沿岸に流れ込んでいること、また、その暖水を利用することでアザラシが効率よく餌をとっていたことを明らかにしました。
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