医療・健康

認知症の病因「タウタンパク質」が脳から除去されるメカニズムを解明 医療・健康

認知症の病因「タウタンパク質」が脳から除去されるメカニズムを解明

タウは、アルツハイマー病をはじめとする様々な神経変性疾患で脳に蓄積して、神経細胞の死を招く、認知症の原因となるタンパク質です。タウが脳内から除去される仕組みを明らかにすることが認知症の発症予防に繋がると考え、脳の細胞外での体液の流れに着目しました。マウスを用いた実験で脳内の老廃物を除去するグリアリンパ系(グリンパティックシステム)の仕組みによって、タウタンパク質が脳内から脳脊髄液に移動し、その後、頚部のリンパ節を通って脳の外へ除去されていること、またこの過程にアクアポリン4というタンパク質が関与していることを明らかにしました。
脊髄性筋萎縮症などの疾患と関連する遺伝子変異の検出を向上させる新たなベンチマークを開発 医療・健康

脊髄性筋萎縮症などの疾患と関連する遺伝子変異の検出を向上させる新たなベンチマークを開発

New Benchmark Could Improve Detection of Genetic Variants Linked to Spinal Muscular Atrophy, Other Diseases2022-02-07 米国...
危険な感染症を安全に研究することが、より簡単に(Safely Studying Dangerous Infections Just Got a Lot Easier) 医療・健康

危険な感染症を安全に研究することが、より簡単に(Safely Studying Dangerous Infections Just Got a Lot Easier)

2022-02-25 ローレンスバークレー国立研究所,Feature Story Aliyah Kovner非常に高速な新しい3Dイメージング手法により、細胞が感染症にどのように反応し、どのような治療法が可能かを示すことが可能になった。An...
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いつでもどこでも血管内治療トレーニングが可能に~医師がX線被爆しない血管内治療シミュレータを開発~ 医療・健康

いつでもどこでも血管内治療トレーニングが可能に~医師がX線被爆しない血管内治療シミュレータを開発~

蛍光観察技術と画像処理技術を組み合わせることで、血管内治療に用いられるカテーテル、ガイドワイヤー、ステントなどを、X線による透視下での画像で再現した「非被爆血管内治療シミュレータ」を開発しました。このシステムはX線透視装置が不要なため、トレーニングする医師は全く被爆しません。
睡眠休養感がカギを握る:健康維持・増進に役立つ新規睡眠指標の開発 医療・健康

睡眠休養感がカギを握る:健康維持・増進に役立つ新規睡眠指標の開発

朝の目覚めの時に生じる休まった感覚、すなわち「睡眠休養感」が成人の健康維持において重要であることを、米国睡眠研究資料(National Sleep Research Resource: NSRR)に含まれる疫学データを用いて明らかにしました。
血管ががん細胞を転移させるユニークな仕組みを解明~転移を抑える新たな抗がん剤の開発に期待~ 医療・健康

血管ががん細胞を転移させるユニークな仕組みを解明~転移を抑える新たな抗がん剤の開発に期待~

がん内部の血管でのみ利用されている構造維持因子として、神経ガイダンス因子として知られてきたFLRT2を見出し、FLRT2の発現量がヒト大腸がんの予後と逆相関すること、血管でFLRT2を欠損したマウスでは、がんの転移が抑えられることを明らかにしました。
細菌一つを見分ける細菌叢計測法の開発~木(個々の細菌)と森(細菌叢)を同時に見る革新的手法~ 医療・健康

細菌一つを見分ける細菌叢計測法の開発~木(個々の細菌)と森(細菌叢)を同時に見る革新的手法~

多種・多数の細菌で構成される細菌叢中の個々の細菌を一つ一つ区別して極めて正確に細菌の種類と数を計測する手法を開発し、ビタミンA欠乏によるマウス腸内細菌叢の微少な変化を捉えることに成功しました。腸内細菌に関連する病態の理解や診断に貢献するとともに、皮膚、口腔、植物、土壌、海洋、大気などのさまざまな器官や環境に存在する細菌叢の高精度計測へ発展させることで、幅広い科学分野への応用が期待できます。
皮膚表面で産生されるペプチドのはたらきを発見~アトピー性皮膚炎、乾癬でも~ 医療・健康

皮膚表面で産生されるペプチドのはたらきを発見~アトピー性皮膚炎、乾癬でも~

アトピー性皮膚炎や乾癬などの慢性の皮膚炎では、皮膚表面の「表皮」と、皮膚の免疫細胞との間に悪循環がおこって、炎症が慢性化していると考えられています。研究グループは、C10orf99というペプチドが、これらの皮膚炎で共通して、表皮の体表近くで大量に産生されることを見つけました。さらに、C10orf99ペプチドは皮膚のバリア成分の産生をへらすこと、また、C10orf99ペプチド自体が炎症をおこす作用をもつことを発見しました。
睡眠時の神経活動を作り出す数学的メカニズムの解明 医療・健康

睡眠時の神経活動を作り出す数学的メカニズムの解明

睡眠時に特定の神経細胞で観察される活動パターン(睡眠紡ぼう錘すい波発火パターン)の新規数理モデルを構築し、モデルのシミュレーションと力学系理論に基づいて睡眠紡錘波発火パターンの制御メカニズムを明らかにしました。本モデルについて分子的・数学的に詳細に解析し、①カリウムチャネルの特性が睡眠紡錘波発火パターンの生成に重要な役割を果たすこと、および②神経細胞膜を通過する内向き・外向き電流のバランスが睡眠紡錘波発火パターンの密度および細胞内カルシウム濃度を制御し得ることを明らかにしました。
「糖尿病性腎臓病重症化予防プログラム(実証研究)」において、AIを活用した患者への保健指導を開始 医療・健康

「糖尿病性腎臓病重症化予防プログラム(実証研究)」において、AIを活用した患者への保健指導を開始

糖尿病性腎臓病の重症化の予防と、患者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の改善に向けて、重症化に関連するリスク因子を算出するAIを活用した患者への保健指導を開始しました。
一人の時間を楽しむ高齢者は幸福感が高いのか~孤独を好む志向性と主観的幸福感の関連~ 医療・健康

一人の時間を楽しむ高齢者は幸福感が高いのか~孤独を好む志向性と主観的幸福感の関連~

高齢者を対象として、孤独を好む傾向が孤独感や主観的幸福感とどのように関係するかを検証するため調査を実施しました。WEB調査と郵送調査を行い、「孤独を楽しむ」傾向がある人はそうでない人と比べ、ネガティブな感情を経験しにくいことが明らかとなりました。また、効果は弱いながらも、「孤独の生産性を評価する」傾向がある人は、ポジティブな感情を経験しやすく、人生満足度が高いことが示されました。一方で、孤独を好む志向性は孤独感の高さとも関連するため、孤独感が高まる場合、その効果は部分的であることがわかりました。
自閉スペクトラム症には脳内のドーパミンD2/3受容体の減少が関連し、社会的コミュニケ―ションの困難さや脳部位間の機能的な結びつきに関与していることが明らかに 医療・健康

自閉スペクトラム症には脳内のドーパミンD2/3受容体の減少が関連し、社会的コミュニケ―ションの困難さや脳部位間の機能的な結びつきに関与していることが明らかに

自閉スペクトラム症(ASD)と診断される方の多くに、脳内でドーパミンD2/3受容体の減少を認めました。この減少は、ASDの中核症状である社会的コミュニケーションの困難さや、ASDに特徴的とされる脳部位間の機能的な結びつきに関与することを見出しました。脳内ドーパミンD2/3受容体の減少は、ASDの「社会的動機付け仮説」を裏付けるものであり、新たな治療薬開発の標的となりうることを支持する研究成果です。
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