有機化学・薬学 窒素固定を行うアナベナヘテロシストの光捕集機構を解明 シアノバクテリアAnabaena sp. PCC 7120の窒素欠乏条件下で形成されるヘテロシストのタンパク質発現および励起エネルギー伝達機構の解明に成功しました。ヘテロシストでは光化学系II(PSII)の分子集合中間体が存在し、PSII中間体から光化学系I(PSI)へ励起エネルギー伝達されないことが明らかになりました。 2021-11-17 有機化学・薬学
有機化学・薬学 新型コロナウイルス感染症治療薬の候補物質を発見 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ゲノムRNAに対して分解作用を持つ化合物のスクリーニング系を開発し、低分子化合物CDM-3008がSARS-CoV-2に対して抑制作用を持つことを発見しました。CDM-3008を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな経口または吸入治療薬として提案するもので、特に重症化を予防する効果が期待できます。 2021-11-17 有機化学・薬学
有機化学・薬学 ヒストンメチル化酵素NSD2は発がん性変異により安全装置が外れ、制御不能になる 血液がん発症に関わるヒストンメチル化酵素NSD2の発がん性変異体の活性亢進メカニズムを明らかにしました。この発見はNSD2の変異が関係する血液がんの治療薬開発につながるものと期待されます。 2021-11-16 有機化学・薬学
有機化学・薬学 大人の脳に存在する神経幹細胞はどのように作られるのか? 一生にわたり維持される幹細胞ができる仕組みの解明 胎生期の神経幹細胞の分裂抑制により、Notch-Hey1経路が活性化することを見出しました。さらに、Hey1が安定した発現様式を示すことで、分化遺伝子の発現を持続的に抑制し、起源細胞の形成・安定維持に貢献することを発見しました。 2021-11-15 有機化学・薬学
有機化学・薬学 不均一系キラルLewis酸触媒を用いる光学活性化合物の連続合成を達成 有機合成における不斉触媒反応で広く用いられるキラルLewis酸触媒の汎用的かつ効率的な固定化手法の開発に成功した。代表的なLewis酸触媒であるトリフルオロメタンスルホン酸スカンジウム錯体の固定化を行い、調製された触媒が連続フロー条件下Friedel-Crafts反応に対し高活性・高選択性を有することを見出した。 2021-11-10 有機化学・薬学
有機化学・薬学 多種多様な酸化リン脂質を網羅的に捉える解析・可視化技術を開発 様々な疾患の原因物質である酸化リン脂質の包括的構造ライブラリーおよび可視化技術を開発しました。 2021-11-10 有機化学・薬学
有機化学・薬学 生体内の病原性寄生虫トキソプラズマの寄生胞膜を認識する仕組みを解明~Irgb6の結晶構造解析に成功~ 病原性寄生虫トキソプラズマ原虫の殺傷に関わるタンパク質であるIrgb6の結晶構造解析に成功しました。その分子構造をもとに行ったシミュレーションや細胞を使った検証実験によって、Irgb6がトキソプラズマの寄生胞膜を認識するメカニズムを分子レベルで解明しました。 2021-11-10 有機化学・薬学
有機化学・薬学 遊離型抗体の構造活性相関解析を迅速に評価可能とする新手法を開発 数百の遊離型抗体の結合能を一斉に評価できるシステムを開発し、抗体の構造活性相関を迅速に解析可能としました。 2021-11-09 有機化学・薬学
有機化学・薬学 エイズウイルスの完全排除に繋がる免疫応答の誘導 ~エイズ根治を導くワクチン療法の開発~ アジュバント分子組み込み弱毒ウイルスを用いて、エイズウイルスを生体内から完全に排除することに成功しました。 2021-11-08 有機化学・薬学
有機化学・薬学 世界初:化粧品の光感作性を予測するための公的な安全性データベースが経済協力開発機構(OECD)から公開 化粧品の光感作性を予測するための公的な安全性データベースが経済協力開発機構(OECD)から公開。 2021-11-08 有機化学・薬学
有機化学・薬学 リンが欠乏した植物の成長に必要な化合物を発見~痩せた土地における農業技術への応用に期待~ 「ホスホコリン」という化合物がリン欠乏状態の植物の成長に必要であることを発見しました。養分の少ない土壌における農作物の増産や植物による物質生産の増強に向けた、代謝エンジニアリング[2]に貢献すると期待できます。 2021-10-23 有機化学・薬学
有機化学・薬学 7種のアミノ酸が脳を守り、認知症の進行を抑えることを発見! タンパク質の構成要素であるアミノ酸のうち、7種必須アミノ酸の摂取が脳機能維持・改善をする仕組みを明らかにしました。 2021-10-23 有機化学・薬学