2021-08-27

細胞遺伝子工学

ミトコンドリアの変異DNAを減らす化合物の開発

独自に開発した化合物をミトコンドリア内のDNAに結合させることで、変異ミトコンドリアDNAを減らすことに成功した。
医療・健康

睡眠中の脳のリフレッシュ機構を解明

レム睡眠の不足が、レム睡眠中の大脳皮質での活発な物質交換を損ない、これが認知症の発症に関与している可能性がある。レム睡眠中の毛細血管の血流上昇には、カフェインの標的物質でもあるアデノシン受容体が重要であることもわかった。
細胞遺伝子工学

揺らぎは進化の道しるべ:タンパク質構造の熱揺らぎと進化しやすさは相関している

数百のタンパク質ファミリーからなる数十万個のタンパク質のデータベースを用いて、この両者、つまり熱雑音によるタンパク質のダイナミクス(熱揺らぎ)と、突然変異によるタンパク質の構造変化との間に強い相関関係を見いだした。
生物化学工学

霊長類におけるグルタミン酸の旨味の起源~体の大きな霊長類は旨味感覚で葉の苦さを克服~

アミノ酸センサーだと考えられていた旨味受容体が、霊長類の祖先ではイノシン酸やアデニル酸などのヌクレオチドを感度良く検出するセンサーとして機能していたことを見出した。
生物化学工学

酸素の発生を伴わない光合成の謎を解明~光合成細菌の高効率なエネルギー変換を司る複合体の可視化により、太陽光利用などに役立つことが期待~

光合成細菌の光合成モデルとして研究が進んでいる細菌の一種Rhodospirillum rubrum(ロドスピリラム・ルブルム)(R. rubrum)の「膜タンパク質コア光捕集複合体」をクライオ電子顕微鏡により立体的に可視化することに成功した。
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