2021-09

生物化学工学

トマトの葉の形態の多様化の過程を明らかに

高速シークエンサーを用いて得られたゲノム情報を利用して、葉の形態が特徴的なトマトについて二つの原因遺伝子を同定し、そのうちの一つの遺伝子の進化の過程を明らかにした。
生物化学工学

精子DNAを捨てないで~受精卵における精子染色体の放出防止機構を発見~

マウスを用いて、受精卵には精子染色体の細胞内局在を制御し、余分な卵子染色体とともに極体へ放出されるのを防止する機構が存在することを明らかにした。
生物工学一般

単独で鉄を酸化も還元もできる微生物の発見~微生物による鉄代謝の新たな一面~

中性pH条件下において、単独で鉄(Fe)を酸化も還元もできる微生物を発見した。
細胞遺伝子工学

腫瘍浸潤リンパ球由来iPS細胞から分化させた腫瘍傷害性マルチクローナルT細胞による治療の可能性

自己由来がんスフェロイドを用いることで、ヒト大腸がん由来の腫瘍浸潤リンパ球より腫瘍特異的T細胞を選択する方法を考案した。iPS細胞を用いてマルチクローナルな状態での腫瘍浸潤リンパ球の再生を実現した。再生に伴う腫瘍浸潤リンパ球の質的・機能的向上をin vitro(生体外)ならびにin vivo(生体内)モデルで確認した。
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