2022-01-26

生物工学一般

サルより遅いヒトの脳処理~進化するほど脳の回転は遅くなる!?~

霊長類の進化では、ヒトの脳処理が遅くなったことが、世界で初めて明らかになりました。ヒトやチンパンジーを含む霊長類4種の脳波を計測し、大脳が音を処理する速さを比較しました。音の始まりを大脳が分析したことを示すN1という脳応答のタイミングが、ヒトで最も遅かったことがわかりました。
医療・健康

都市部地域住民における軽度の高血圧性網膜症と循環器病発症リスクとの関連

都市部地域住民を対象とした吹田研究を用い、軽度の高血圧性網膜症とその後の循環器病発症リスクとの関連について検討しました。
有機化学・薬学

痛みを感じる神経が構築される分子メカニズムを解明 〜手足や腰の痛みの新たな治療法開発に期待〜

末梢神経の成熟過程において神経組織の形態変化を調節する中核分子であるサイトヘジン2が、腰や手足の痛みを感じる神経(末梢神経)をつくる過程に関与することを明らかにし、その分子が制御される仕組みを解明しました。
有機化学・薬学

排尿障害治療剤ハルナールの医薬有効成分タムスロシンの連続合成を達成

尿路結石や前立腺肥大症に対して用いられる排尿障害治療剤(商品名:ハルナール)の医薬有効成分であるタムスロシンの連続合成を達成した。
有機化学・薬学

腸と皮膚の新たなクロストーク:腸内細菌叢を変えて皮膚の健康に影響を及ぼす脂質分解酵素の発見

腸管内腔に分泌されるリン脂質分解酵素の一つであるIIA型分泌性ホスホリパーゼA2(sPLA2-IIA)が、腸内細菌叢のバランスを変えることによって、皮膚がんや乾癬などの皮膚疾患に影響を及ぼすことを発見しました。
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