2024-02

医療・健康

英国初の患者が癌の実験的mRNA療法を受ける(First UK patients receive experimental mRNA therapy for cancer)

2024-02-04 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) ◆イギリス初の患者が、mRNA-4359と呼ばれる免疫療法治療の一種である実験的なmRNA治療を受けました。この治療は、イムペリアル・カレッジ・ヘルスケアNHSトラストで、メ...
生物工学一般

生きた動物脳内で発現する神経伝達物質受容体に目印を付ける新手法を開発~遺伝子操作を伴わず、生体内でたんぱく質の機能解析が可能に~

2024-02-05 京都大学 図1 脳内LDAI化学による神経伝達物質受容体の化学標識 A.ラベル化剤の模式図と開発したラベル化剤の1例。 B.脳内LDAI化学の仕組み。生きた動物脳内で発現している天然の受容体に対して、機能性分子(図中P...
生物環境工学

イカ墨の暗幕で求愛の舞台を作る~墨を使ったエゾハリイカの特殊な求愛行動~

2024-02-02 東京大学,青森県営浅虫水族館 発表のポイント ◆コウイカ類の一種・エゾハリイカの雄が、通常は捕食者に襲われた際に用いるイカ墨を、求愛ディスプレイにも用いることを発見しました。 ◆イカ墨で背景を暗く単調にすることにより、...
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生物工学一般

イナゴの嗅覚はカスタムメイドのナノ粒子で強化される(Locusts’ sense of smell boosted with custom-made nanoparticles)

2024-02-02 ワシントン大学セントルイス校 ◆ワシントン大学セントルイス校のMcKelvey工学部の教授であるSrikanth SingamaneniとBarani Ramanは、特製のナノ構造の力を利用してバッタの脳の特定のにおい...
生物化学工学

新たに発見されたタンパク質が、花のあらゆる部分の発達を助ける(Newly identified protein helps flowers develop all the right parts)

2024-02-02 ペンシルベニア州立大学(PennState) ◆研究チームが発見した新しいプロテインは、花の発育に不可欠であり、特に花のRNAの正しい処理を確保します。このプロテインはアラビドプシスと呼ばれるモデル植物で同定され、その...
有機化学・薬学

タンパク質が癌の一種における薬剤耐性を軽減する道を示唆(Proteins Suggest a Path to Reduce Drug Resistance in a Form of Cancer)

2024-02-02 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL) ◆急性骨髄性白血病(AML)患者に対する新しい標的治療薬が登場しても、患者の3人に1人は5年以内に死亡する課題が残る中、プロテオゲノミクスを用いた研究が薬剤耐性の発生...
生物化学工学

細胞集団の曲率がカギとなる形作りの仕組み~肺が自律的に枝分かれする原理を提唱~

2024-02-02 京都大学 平島剛志 白眉センター/生命科学研究科特定准教授(現:シンガポール国立大学助教授)および松田道行 生命科学研究科教授は、肺の細胞が組織の湾曲を利用することで枝分かれ構造を自発的に生み出す仕組みを明らかにしまし...
医療・健康

ダウン症関連遺伝子DSCAMが過剰グルタミン酸の除去を介し、健全なシナプス機能と神経発達、小脳運動学習に関わることを発見

2024-02-01 国立精神・神経医療研究センター,東北大学 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所病態生化学研究部の星野幹雄部長、出羽健一博士(現:理化学研究所脳神経科学研究センター)の研究グループと、東北大学大学院薬学研...
生物化学工学

植物免疫受容体の進化の軌跡を解明~発生・成長を担う受容体と共通の祖先から派生~

2024-02-01 理化学研究所 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター 植物免疫研究グループの白須 賢 グループディレクター(環境資源科学研究センター 副センター長)、ブルーノ・ポクマン・ゴウ 基礎科学特別研究員、門田 康弘 専任...
生物環境工学

海洋の酸性化と貧酸素化の複合的な要素がシロギスの卵に及ぼす影響を明らかに~気候変動が水産資源に及ぼす影響評価~

2024-02-01 産業技術総合研究所 ポイント 海洋酸性化・貧酸素化の複合影響に対するシロギス卵の遺伝子発現を網羅的に評価した。 遺伝子発現に対する貧酸素化の影響は海洋酸性化よりも顕著であった。 気候変動による水産資源への影響を遺伝子レ...
医療・健康

脊椎動物の運動神経軸索再生の際の標的特異性は、末梢神経叢でのグリア細胞との相互作用に依存する

2024-02-02 国立遺伝学研究所 末梢神経損傷からの機能回復における重要なステップの一つは、再生した軸索が損傷前の標的に正しく接続することである。四肢を支配する軸索にとって損傷前の標的特異性を再構築するのは特に難しい。なぜならそこでは...
医療・健康

発がんウイルス(EBウイルス)に感染した細胞の増殖が促進され、 腫瘍が形成されるメカニズムを発見

2024-02-02 名古屋大学 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科ウイルス学の木村宏 (きむら ひろし)教授、佐藤好隆(さとう よしたか)准教授らの研究グループは、血液・腫瘍内科学の清井仁(きよい ひとし)教授、佐...
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