抗トキソプラズマ免疫と抗ガン免疫の両方に重要な制御分子を発見 医療・健康

抗トキソプラズマ免疫と抗ガン免疫の両方に重要な制御分子を発見

PLCβ4はキラーT細胞特異的にT細胞受容体シグナルを制御する2021-06-02 大阪大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント トキソプラズマ感染時の免疫応答にシグナル伝達分子PLCβ4(ピー エル シー ベータ 4)(※1)が重要な...
危険を冒して子を助ける親の脳~子育てに必須の脳内分子神経回路を同定~ 生物化学工学

危険を冒して子を助ける親の脳~子育てに必須の脳内分子神経回路を同定~

母親マウスが自らの身の危険を冒してでも子を助ける行動の一端を担う分子神経機構を発見した。
より安全に誰もが新型コロナワクチンを接種できる仕組みづくりを支える 医療・健康

より安全に誰もが新型コロナワクチンを接種できる仕組みづくりを支える

日本は、ワクチンを共同出資・購入して途上国での接種を後押しするため、日本を含む180以上の国・地域が参加する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」と連携して、途上国でのワクチン接種の普及に協力している。
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最も詳細な解像度でゲノムDNAの3次元構造を導く技術 細胞遺伝子工学

最も詳細な解像度でゲノムDNAの3次元構造を導く技術

細胞内のゲノムDNAの3次元構造を、ヌクレオソームのレベルで決定する技術の詳細な実験マニュアルを公開した。
産学連携プロジェクトの成果として開発~特殊な微細構造を有する脊椎固定用デバイスが保険収載~ 医療・健康

産学連携プロジェクトの成果として開発~特殊な微細構造を有する脊椎固定用デバイスが保険収載~

自の金属加工技術を用いた特殊な微細構造を有する脊椎固定用デバイス「UNIOS(ユニオス)PLスペーサー」を開発し、医療機器としての製造販売承認取得を経て、保険収載された。
RNAのたった1ヵ所のメチル化修飾が たんぱく質におけるアミノ酸配列の多様性を生み出す 細胞遺伝子工学

RNAのたった1ヵ所のメチル化修飾が たんぱく質におけるアミノ酸配列の多様性を生み出す

スプライソソームとmRNA前駆体の相互作用において、U6 snRNAのm6A修飾が特定の塩基配列を持つイントロンとの結合を安定化することで、スプライシングの効率を上げる仕組みを見いだした。
効果的な健康改善プランを提案するAIを開発~個別化医療における健康介入への活用に期待~ 医療・健康

効果的な健康改善プランを提案するAIを開発~個別化医療における健康介入への活用に期待~

機械学習と階層ベイズモデリングを組み合わせることで、個人の健診データに基づき、個人個人に最適で効果的な健康改善プランを提案するAIの開発に成功した。
早めの診断と手術によって子どもの脳を守る~てんかん治療~ 医療・健康

早めの診断と手術によって子どもの脳を守る~てんかん治療~

患者の脳画像を解析することで、脳梁離断術がネットワークにどう影響して症状の改善につながるのかを探った。脳梁離断術後の患者は、灰白質ネットワークのハブ、すなわちネットワーク内の重要な中継点の場所が、正常な人と同じ位置に出現することを明らかにした。
休眠状態の卵胞が目覚めるためのシグナル~卵胞の発育を許可するWntシグナル伝達経路を同定~ 生物化学工学

休眠状態の卵胞が目覚めるためのシグナル~卵胞の発育を許可するWntシグナル伝達経路を同定~

マウスを用いて、卵巣内で休眠状態にある「原始卵胞」が成長するために必要な分子機構を発見した。女性不妊の原因の一つである原始卵胞の不十分な活性化メカニズムへの理解と、将来的な不妊治療への応用が期待できる。
生体分子の動きを効率的に捉えるシミュレーション技術を開発 有機化学・薬学

生体分子の動きを効率的に捉えるシミュレーション技術を開発

病気の原因タンパク質と医薬品の結合過程を、汎用コンピュータでも高速にシミュレーションできる新たな計算技術の開発に成功した。
コンデンシンIIが細胞核内の染色体テリトリーをつくる 生物化学工学

コンデンシンIIが細胞核内の染色体テリトリーをつくる

真核生物全体をほぼカバーする24種の生物のゲノム配列とその核内3次元構造をHi−C法を用いて決定した。染色体の核内配置でRabl型をとる多くの生物は、コンデンシンIIのサブユニットが欠損していることを見出した。
国立遺伝学研究所が取り組む新型コロナウイルス・全ゲノム解析の紹介 医療・健康

国立遺伝学研究所が取り組む新型コロナウイルス・全ゲノム解析の紹介

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の全ゲノム解析による分子疫学調査(SARS-CoV-2 RNA全ゲノム解析)を静岡県と連携・協働して進めている。感染拡大にともないウイルスゲノムには様々な変異が入る。変異パターンを解析することで、感染ルートの解明など感染症対策に大きく貢献できると考えている。
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