京都大学

生物化学工学

大豆と納豆菌のせめぎ合いの仕組みを解明~生きた大豆は納豆菌を嫌い、納豆菌は死んだ大豆が好き~

2020-11-02 京都大学 杉浦春香 農学研究科修士課程学生(研究当時)、橋本渉 同教授らの研究グループは、生きた の増殖を抑制し、納豆菌は死んだ大豆を栄養源として増殖する仕組みの一端を明らかにしました。 納豆菌は枯草菌の一種で、枯れた...
医療・健康

酸化ストレス防御が3次元癌スフェロイド形成に必須であることを発見

抗酸化が腫瘍形成に必須であることの新証拠 2020-11-02 京都大学 高橋重成 白眉センター特定准教授、Joan S. Brugge ハーバード大学教授らの研究グループは、酸化ストレス誘導型転写因子NRF2の過活性化が3次元癌スフェロイ...
生物化学工学

オートファゴソーム膜を伸ばす仕組みを解明~オートファジー最後の未知たんぱく質の正体が明らかに~

2020-10-28 京都大学 岩田想 医学研究科教授、野田展生 微生物化学研究所部長、的場一晃 同上級研究員らの研究グループは、オートファジーを担うたんぱく質群のうちの1つであるAtg9が脂質二重層の2つの層の間でリン脂質を往来させる活性...
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生物化学工学

「繁殖様式の進化が特定の⽣息環境と⾏動を基盤に⽣じる」という仮説を発表

なぜ直接⼦どもを産むトカゲは出現したのか 2020-10-28 京都大学 西川完途 地球環境学堂准教授、栗田隆気 千葉県立中央博物館研究員、児島庸介 東邦大学研究員、Mohamad Yazid Hossman マレーシア・サラワク州森林局研...
医療・健康

遺伝性乳癌の遺伝学的・臨床学的特徴を解明

BRCA1/2 変異乳癌は両アレルの不活化の有無により異なった特徴を持つ 2020-10-26 京都大学 ⼾井雅和 医学研究科教授、⼩川誠司 同教授らの研究グループは乳腺外科が有するバイオバンクに登録された乳癌患者1,995⼈の⾎液細胞から...
生物化学工学

オートファゴソーム膜を伸ばす仕組みを解明 ~オートファジー最後の未知たんぱく質の正体が明らかに~

2020-10-27 科学技術振興機構,微生物化学研究所,東京大学,東京工業大学,順天堂大学,理化学研究所,京都大学 ポイント オートファジーにおいて、分解対象を包む袋状の膜(オートファゴソーム)が伸びていく仕組みは分かっていなかった。 膜...
医療・健康

死にゆく細胞のATP濃度変化を詳細に可視化することに成功

積極的にATP濃度を下げる因子を明らかに 2020-10-22 京都大学 今村博臣 生命科学研究科准教授らの研究グループは、独自に開発した蛍光バイオセンサーを用いることで、アポトーシスと呼ばれる細胞死が起こる際のATP濃度の変化の様子を詳細...
細胞遺伝子工学

ダイレクトリプログラミング法を用いてヒト肝前駆細胞を作製することに成功

細胞移植による急性肝不全モデルマウスの救命効果を実証 2020-10-21 九州大学,日本医療研究開発機構 九州大学生体防御医学研究所の鈴木淳史教授らの研究グループは、同大学の大川恭行教授、須山幹太教授、前原喜彦教授(現九州中央病院)、小川...
生物化学工学

霊長類において動機付け行動に関わる投射経路の機能を解明

「我慢して多くの報酬を得る」ための回路を同定 2020-10-20 京都大学,KU Leuven Medical School INSERM,生理学研究所,Harvard Medical School,Massachusetts Gener...
生物化学工学

ミヤマニガウリの葉が実を守る「温室」を作ることを発見

91歳自然観察ガイドの10年越しの観察が論文に 2020-10-16 京都大学 酒井章子 生態学研究センター教授、 直江将司 森林研究・整備機構森林総合研究所主任研究員、長岡信幸氏らの研究グループは、ミヤマニガウリという植物で、秋に葉が花や...
細胞遺伝子工学

シカ糞の遺伝情報から、シカの食べる植物の季節変化を解明

森のシカは、夏は落ち葉を、冬は嫌いな植物を食べて生きぬく 2020-10-16 京都大学 古田智博 農学研究科修士課程学生(研究当時)、高柳敦 同准教授、井鷺裕司 同教授、中濵直之 兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師(兵庫県立人と自然の博...
医療・健康

網膜の知られざる光応答を顕微鏡観察で発見~光センサー細胞が暗黒に反応した~

2020-10-14 京都大学 佐藤慎哉 生命科学研究科助教、松田道行 同教授、山下高廣 理学研究科助教の研究グループは、網膜内の酵素の働きを観察する顕微鏡法を開発して、cAMP依存性キナーゼ(PKA)と呼ばれる酵素が光オフ、すなわち暗黒を...
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