国立精神・神経医療研究センター

医療・健康

持続的なストレスによって血液脳関門の機能が低下する新たなメカニズムを発見 ~うつ病などのストレス性精神疾患の新たな治療法の開発へ~

2022-06-22 国立精神・神経医療研究センター ポイント うつ病患者において血漿中の血管内皮増殖因子(VEGF)濃度が高いと血液脳関門の機能が低下していることを明らかにしました。 慢性ストレスを受けたうつ病のモデルマウスでは、血液脳関...
医療・健康

脳を切らない新しいてんかん外科治療に期待 〜ラジオ波てんかん焦点温熱凝固術〜

2022-06-21 国立精神・神経医療研究センター,横浜市立大学 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院脳神経外科の高山裕太郎医師(現・横浜市立大学附属病院脳神経外科)、岩崎真樹部長らの研究グループは、島弁蓋部てん...
医療・健康

脳ジストロフィンの欠損で生じる自閉症スペクトラム様の症状は遺伝子治療で改善~筋ジストロフィーと自閉症の新たな治療につながる世界初の成果~

2022-06-16 国立精神・神経医療研究センター,東京医科歯科大学 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所遺伝子疾患治療研究部の橋本泰昌特別研究員、青木吉嗣部長、関口正幸客員研究員、東京医科歯科大学の位髙啓史教授らの共同研...
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医療・健康

複雑性PTSD治療前進へ ~心理療法(STAIR Narrative Therapy)の成果~

2022-06-08 国立精神・神経医療研究センター 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP) 精神保健研究所の金吉晴所長、行動医学研究部の丹羽まどか外来研究員(日本学術振興会特別研究員RPD)、大滝涼子客員研究員らの研究...
医療・健康

治療抵抗性うつ病に対し 反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)による維持療法を先進医療で実施 ~最大規模(300例)の医師主導の臨床研究の開始~

2022-05-13 国立精神・神経医療研究センター 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院は、治療抵抗性うつ病への反復経頭蓋磁気刺激療法(repetitive transcranial magnetic stim...
医療・健康

免疫細胞が引き起こす新しい神経細胞障害メカニズムの発見 〜神経変性疾患に共通した病態の伝播・拡散機序〜

2022-04-26 国立精神・神経医療研究センター 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所免疫研究部の大木伸司室長、山村隆特任研究部長、東京工業大学生命理工学院の林宣宏教授、同大学院生高橋文緒らの研究グループは、神経変性疾患...
医療・健康

富士フイルムと国立精神・神経医療研究センター AI技術を用いて 軽度認知障害患者のアルツハイマー病への進行を最大88%の精度で予測

国際学術誌「Nature」の関連誌「npj Digital Medicine」に掲載 2022-04-13 富士フイルム株式会社,国立精神・神経医療研究センター 富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)と...
医療・健康

新型コロナウイルス感染症拡大下で、 発達障害を持つ子どもと親の生活の質はどのように変化したか

2022-03-15 国立精神・神経医療研究センター 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所知的・発達障害研究部上田理誉研究生、請園正敏リサーチフェロー、高田美希研究員、岡田俊部長らの研究グループは、社会福祉法人日本心...
医療・健康

小児期の虐待体験が免疫システムに関連することを発見 ~概日リズム平坦化がその鍵を握る可能性~

小児期の被虐待体験が成人後のインターロイキン-6 (IL-6) 1)濃度の日内変動の平坦化に関連することを明らかにしました。小児期被虐待体験による心理的・身体的影響が長期にわたって持続する生物学的メカニズムの一端を明らかにするとともに、そういった影響を和らげ、心身の不調や疾患を予防する新たな方法の開発につながりうるものと考えられます。
医療・健康

睡眠休養感がカギを握る:健康維持・増進に役立つ新規睡眠指標の開発

朝の目覚めの時に生じる休まった感覚、すなわち「睡眠休養感」が成人の健康維持において重要であることを、米国睡眠研究資料(National Sleep Research Resource: NSRR)に含まれる疫学データを用いて明らかにしました。
医療・健康

世界的に注目されている新しい認知行動療法の有効性を確認

感情障害への診断を越えた治療のための統一プロトコル(UP)が、うつ病や不安症などの様々な精神障害に対して有効であることを明らかにしました。
医療・健康

治療抵抗性統合失調症の診断により 治療抵抗性統合失調症薬クロザピンの処方率が向上

通常の薬剤の効果が認められない治療抵抗性統合失調症には、クロザピンが唯一の効果がある薬剤として各国のガイドラインで推奨されている。しかし、本邦ではクロザピンの処方率が諸外国と比較して著しく低い。医療施設によって治療抵抗性統合失調症の診断の検討についての退院サマリーへの記載率およびクロザピン処方率にばらつきがあり、記載率の高い施設ではクロザピンの処方率が高いことが明らかになった。
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