科学技術振興機構(JST)

医療・健康

温度に応答して自らを保護する食中毒細菌集団

2020-07-31 筑波大学,科学技術振興機構 ポイント 国内での患者数第3位の食中毒細菌であるウェルシュ菌が、宿主の体温より低い温度に応答して自らを繊維状たんぱく質(細胞外マトリクス)で覆い、酸素および抗生物質に対する耐性を向上させるこ...
医療・健康

ウイルスは、インドア派? アウトドア派?

数学と実験の融合研究でC型肝炎ウイルスの感染戦略を解明した 2020-07-31 九州大学,京都大学,日本医療研究開発機構,科学技術振興機構 九州大学 大学院システム生命科学府 博士課程3年の岩波 翔也 大学院生および大学院理学研究院の岩見...
生物化学工学

ヘビが顎をノコギリのように使うことを発見 ~ボルネオ島での爬虫両生類の生態調査で~

2020-07-29 東邦大学,京都大学,科学技術振興機構 ポイント ヘビの一種が顎をノコギリのように使って口の中で餌を切断し、消化できない部分を取り除くことを明らかにしました。 この行動は左右の下顎が別々に前後方向に動くことで可能になって...
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有機化学・薬学

温度制御による抗体医薬品の精製方法を開発 ~抗体医薬品の活性維持・精製コスト削減~

2020-07-28 慶應義塾大学,東京大学,科学技術振興機構 ポイント 抗体医薬品を特異的に吸着する機能性高分子を用いた精製カラムを開発 抗体医薬品の活性を維持する温和な条件で抗体を精製可能 低コストでの分離精製による抗体医薬品の薬価低減...
医療・健康

最大規模7609人の日本人全ゲノム配列を集めて解析したバリアント頻度パネル…

GEM Japan Whole Genome Aggregationの公開 2020-07-27 日本医療研究開発機構,東北大学,岩手医科大学,東京大学,理化学研究所,科学技術振興機構 ポイント 東北メディカル・メガバンク計画、理化学研究所...
医療・健康

ザンビア共和国カブウェ鉱床地域の子どもの血中鉛濃度と DNAメチル化レベルとの関係性を調査

2020-07-21 北海道大学,科学技術振興機構,国際協力機構 ポイント 高濃度の鉛暴露下に暮らす子どもの血中鉛濃度と異常なDNAメチル化の関係性を明らかにした。 鉛暴露のレベルが高いほど、ALAD遺伝子やp16遺伝子のメチル化レベルが高...
医療・健康

病気の類似性から創薬標的や治療薬を探索する機械学習手法を開発

分子ネットワークを有効活用した医薬品開発へ 2020-07-14 九州工業大学,科学技術振興機 ポイント 従来の創薬標的分子の探索方法では、候補となる生体分子は非常に多く、探索空間が広いため大きな課題であった。 分子間相互作用ネットワークに...
有機化学・薬学

光合成細菌がクモ糸を作る ~天然資源を利用した物質生産のモデル微生物~

2020-07-08 理化学研究所,京都大学,科学技術振興機構(JST) 理化学研究所(理研) 環境資源科学研究センター バイオ高分子研究チームの沼田 圭司 チームリーダー(京都大学 大学院工学研究科 材料化学専攻 教授)、樋口 美栄子 研...
医療・健康

卵巣がんなどを短時間で高感度に検出できる蛍光試薬の開発

手術中に目では見分けにくいがんを蛍光検出する臨床医療への応用に期待 2020-01-28   東京大学,科学技術振興機構 ポイント 生体深部での観察が可能な近赤外光領域の蛍光を発し、がん治療の標的分子として注目される葉酸受容体を発現する細胞...
有機化学・薬学

光共振ミラーにより化学反応を制御する新技術を開発~機能性材料などの合成プロセスへの展開に期待

2020-01-27   北海道大学,科学技術振興機構 ポイント 光共振器の向かい合ったミラーの距離を調整するだけで官能基の反応を制御。 保護基を用いずに選択的に反応を制御。 機能性材料や医薬品などの合成プロセスへの展開に期待。 北海道大学...
医療・健康

多種多様な細菌のゲノム情報を一挙に個別解読

ヒトの健康と関わる腸内細菌叢の機能理解を助け、医療分野に貢献 2020-01-24   早稲田大学,科学技術振興機構 ポイント 多種多様な細菌の集合から、細菌1細胞ごとに網羅的にゲノムを解読する技術を開発した。 網羅的に収集した腸内細菌ゲノ...
医療・健康

胃切除術による腸内環境の変化を解明 ~胃切除後の合併疾患の克服へ~

2020-01-17   東京工業大学,大阪大学,慶應義塾大学 先端生命科学研究所,国立がん研究センター,日本医療研究開発機構,科学技術振興機構 ポイント 腸内細菌は、胃切除を含むさまざまな治療と関連する可能性があることが知られていますが、...
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