東京大学

変動する環境における、細菌の細胞サイズ分布にまつわる普遍性の発見 生物工学一般

変動する環境における、細菌の細胞サイズ分布にまつわる普遍性の発見

細菌集団の環境を高度に制御する新しいデバイスを構築し、栄養飢餓に対する大腸菌集団の応答の様子を観察した。細菌の細胞サイズは飢餓によって劇的に変動するにもかかわらず、急激な飢餓過程では細胞サイズの分布形状が本質的に変化しないことを発見した。
ゲノム編集と4種オルガネラの蛍光可視化を同時に実現 細胞遺伝子工学

ゲノム編集と4種オルガネラの蛍光可視化を同時に実現

原始的な真核生物である単細胞紅藻シゾンにおいて、4種のオルガネラの蛍光可視化とゲノム編集を同時に実現する新たな分子生物学ツール“シゾン・カッター(CZON-cutter)”を確立した。シゾン・カッターを用いることによって、細胞を構成する重要なユニットであるオルガネラが、どのような遺伝子によって制御されているのかを迅速に解析することが可能となった。
不均一系キラルLewis酸触媒を用いる光学活性化合物の連続合成を達成 有機化学・薬学

不均一系キラルLewis酸触媒を用いる光学活性化合物の連続合成を達成

有機合成における不斉触媒反応で広く用いられるキラルLewis酸触媒の汎用的かつ効率的な固定化手法の開発に成功した。代表的なLewis酸触媒であるトリフルオロメタンスルホン酸スカンジウム錯体の固定化を行い、調製された触媒が連続フロー条件下Friedel-Crafts反応に対し高活性・高選択性を有することを見出した。
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生まれ順が遅い子どもが他者を助けやすい脳神経メカニズムを解明 医療・健康

生まれ順が遅い子どもが他者を助けやすい脳神経メカニズムを解明

約3,000名の10歳児を対象とした東京ティーンコホート調査から、生まれ順が遅い思春期児は他者を助ける傾向が高いことを明らかにし、扁桃体の体積や機能的ネットワークが関連していることを明らかにしました。
植物の組織修復と接ぎ木における器官再接着に必要な転写因子を発見 生物化学工学

植物の組織修復と接ぎ木における器官再接着に必要な転写因子を発見

モデル植物のシロイヌナズナを用いた研究によって傷口の治癒と器官の再接着に必要な転写因子「WOX13」を発見しました。WOX13はコケ植物でも傷害によって誘導される細胞リプログラミングに必要であることが知られており、本研究は傷害応答と器官再生を制御する仕組みの進化を理解するうえでも重要な知見です。
脳型ドレブリンを指標としたヒトiPS細胞由来神経細胞のシナプス成熟評価法の開発とシナプス形成過程の解明 細胞遺伝子工学

脳型ドレブリンを指標としたヒトiPS細胞由来神経細胞のシナプス成熟評価法の開発とシナプス形成過程の解明

脳型ドレブリンを指標としたシナプス成熟評価法を開発し、ヒトiPS細胞から分化誘導して作製したヒトiPS細胞由来神経細胞のシナプス成熟過程の詳細な解析とその成熟度評価を行い、その特徴を明らかにしました。また、多施設間バリデーション試験を実施し、頑健性を有するヒトiPS細胞由来神経細胞の分化誘導法の開発に成功しました。
メタボリックシンドロームを制御する代謝産物センサー分子を発見 医療・健康

メタボリックシンドロームを制御する代謝産物センサー分子を発見

細胞内の代謝の過程で生じる代謝産物とそれに反応する代謝産物センサー分子を用いると、メタボリックシンドロームの病態が適切に説明できることを見いだし、これが新しい治療標的になり得ることを示しました。
組織の細胞集団に潜む幹細胞のエピゲノム解析手法を開発 ~がん組織の精密プロファイリングに成功~ 細胞遺伝子工学

組織の細胞集団に潜む幹細胞のエピゲノム解析手法を開発 ~がん組織の精密プロファイリングに成功~

一辺3ミリ 厚さ10マイクロメートル程度の小さな組織切片に含まれる少数の細胞集団から、高感度かつ高精度なエピゲノム情報を抽出する技術を発表しました。「クロマチン挿入標識(ChIL)法」を基礎として、組織をターゲットとした解析法を開発しました。
SARS-CoV-2ミュー株(B.1.621系統)は ワクチン接種者が保有する中和抗体に対して極めて高い抵抗性を示す 医療・健康

SARS-CoV-2ミュー株(B.1.621系統)は ワクチン接種者が保有する中和抗体に対して極めて高い抵抗性を示す

新型コロナウイルスの「注目すべき変異株」の1つである「ミュー株(B.1.621系統)」が、新型コロナウイルスに感染した人、および、ワクチンを接種した人の血清に含まれる中和抗体に対して、極めて高い抵抗性を示すことを明らかにしました。
「代謝経済学」によるがん細胞の代謝戦略の解明~代謝のワールブルク効果のメカニズムを 経済学のギッフェン財との対応から解き明かす~ 医療・健康

「代謝経済学」によるがん細胞の代謝戦略の解明~代謝のワールブルク効果のメカニズムを 経済学のギッフェン財との対応から解き明かす~

がん細胞などが、エネルギー生成効率の低い代謝経路を主に用いるという、ワールブルク効果と呼ばれる一見不合理な挙動を普遍的に示すことに着目し、経済学との対応を探りました。細胞内代謝系のふるまいを、ミクロ経済学における消費者行動の理論の視点から捉えることで、ワールブルク効果についての既存の仮説をひとつの数理モデルに統合できることを示した。「代謝経済学」という新たな学術分野への道を拓いた。
NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功 細胞遺伝子工学

NIESカルチャーコレクションのシアノバクテリアの網羅的かつ高精度なゲノム解析に成功

NIESが保管する28株のヘテロシスト形成株と3株の非形成株,あわせて31株のシアノバクテリアの高精度なゲノム情報の整備に成功しました。ゲノム解析株はNIESカルチャーコレクション(国立環境研究所 微生物系統保存施設),ゲノム情報は国立遺伝学研究所の参画する国際データベースをそれぞれ通じて全世界に公開されています。
キク属モデル系統の高精度全ゲノム塩基配列を決定~栽培ギク品種育成におけるゲノム情報の活用へ~ 生物化学工学

キク属モデル系統の高精度全ゲノム塩基配列を決定~栽培ギク品種育成におけるゲノム情報の活用へ~

栽培ギク(六倍体)によく似た性質を持つ日本原産の二倍体種・キクタニギクの純系化系統(Gojo-0)の高精度全ゲノム塩基配列を取得することができました。
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