生理学研究所

傷を治しに向かう細胞は、向かわない細胞より温度が高い~温度をシグナルに使った 細胞の振る舞い制御に糸口~ 生物工学一般

傷を治しに向かう細胞は、向かわない細胞より温度が高い~温度をシグナルに使った 細胞の振る舞い制御に糸口~

2022-05-18 神奈川工科大学,慶應義塾大学,生命創成探究センター,生理学研究所,基礎生物学研究所 神奈川工科大学創造工学科広井賀子教授と、慶應義塾大学大学院理工学研究科大学院生中村隆之(研究当時)、同大学理工学部舟橋啓教授、山田貴大...
世界初!神経回路で遠隔部位に炎症を生む分子機構を発見 ~関節リウマチなどの炎症性疾患の治療への応用に期待~ 医療・健康

世界初!神経回路で遠隔部位に炎症を生む分子機構を発見 ~関節リウマチなどの炎症性疾患の治療への応用に期待~

2022-05-17 生理学研究所 ポイント ・関節内の炎症を,特定の神経回路を介して逆側の関節内に伝播させる分子機構を発見。 ・その分子機構は炎症で生じるATPにより活性化し,かつ逆側関節での ATP産生から炎症を誘導。 ・本神経回路,A...
ヒトの前頭葉「運動前野」は複数の領域が役割分担することで目的達成のための行動を実現させている 医療・健康

ヒトの前頭葉「運動前野」は複数の領域が役割分担することで目的達成のための行動を実現させている

2022-04-27 生理学研究所 公益財団法人東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクトの中山 義久 主席研究員らは、自然科学研究機構生理学研究所 心理生理学研究部門の定藤 規弘 教授らと共同で、「ヒトの背側運動前野は目的志向的行動の段...
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滑らかな運動はどう実現されるのか ~大脳基底核の視床下核が運動を制御するメカニズム~ 生物工学一般

滑らかな運動はどう実現されるのか ~大脳基底核の視床下核が運動を制御するメカニズム~

2022-04-25 生理学研究所 概要 大脳基底核(用語解説参照)の視床下核は小さな神経核ですが、損傷により不随意運動を引き起こします。また、パーキンソン病患者では症状を緩和させるための脳深部刺激療法のターゲットであることから、運動制御に...
暗黒の細胞死の発見~腸の恒常性維持の仕組みに迫る、従来の定説を覆す発見~ 生物化学工学

暗黒の細胞死の発見~腸の恒常性維持の仕組みに迫る、従来の定説を覆す発見~

2022-04-26 理化学研究所,神戸大学,生理学研究所 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター動的恒常性研究チームのユ・サガンチームリーダー(理研開拓研究本部Yoo生理遺伝学研究室主任研究員、神戸大学大学院医学研究科客員准教授)、...
パーキンソン病の新たな治療法を開発~運動皮質の神経活動に基づき脳深部刺激療法の刺激方法をコントロールする~ 医療・健康

パーキンソン病の新たな治療法を開発~運動皮質の神経活動に基づき脳深部刺激療法の刺激方法をコントロールする~

2022-04-21 生理学研究所,日本医療研究開発機構 パーキンソン病※1は手足のふるえ、強張り、動作困難などの症状を示す神経難病です。薬によって治療できますが、病気が進行すると薬による症状のコントロールが難しくなります。そのような患者さ...
サポウイルスの殻(カプシド)の構造を世界で初めて決定~サポウイルスの治療薬やワクチンの開発を加速~ 有機化学・薬学

サポウイルスの殻(カプシド)の構造を世界で初めて決定~サポウイルスの治療薬やワクチンの開発を加速~

2022-04-20 生理学研究所 概要 自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授、北里大学の片山和彦教授らの共同研究チームは、集団性下痢症の原因ウイルスの一つサポウイルスの殻(カプシド)の構造を世界で初めて原子...
アゲハの色覚神経系の配線 生物化学工学

アゲハの色覚神経系の配線

2022-04-19 生理学研究所 研究概要 アゲハは、これまでに調べられたあらゆる動物の中で、最もすぐれた色覚をもっていることが分かっています。すぐれた色覚系のしくみと進化をさぐる一環として、総合研究大学院大学と生理学研究所を中心とする国...
慢性痛発症の「グリアスイッチ」発見~難治性疼痛の治療法開発と脳回路の基本原理解明に期待~ 医療・健康

慢性痛発症の「グリアスイッチ」発見~難治性疼痛の治療法開発と脳回路の基本原理解明に期待~

2022-03-24 生理学研究所 概要 山梨大学医学部薬理学講座及び同山梨GLIAセンターの小泉修一教授及び医学部医学科5年生檀上洋右さんらのグループは、原因や治療法が不明な慢性痛である「神経障害性疼痛を引き起こす「スイッチ」を発見しまし...
国内で採取された巨大ウイルスの一見非効率的な形成過程 生物工学一般

国内で採取された巨大ウイルスの一見非効率的な形成過程

2022-03-22 生理学研究所 内容 自然科学研究機構生命創成探究センター/生理学研究所の村田和義特任教授の研究グループは、東京理科大学教養教育研究院 神楽坂キャンパス教養部の武村政春教授と共同で、国内で採取された巨大ウイルスであるメド...
大人の神経細胞を接続する「シナプス」の数を調節するしくみ:名市大医学部生らが発見~脳疾患の治療法開発への新たな期待~ 生物化学工学

大人の神経細胞を接続する「シナプス」の数を調節するしくみ:名市大医学部生らが発見~脳疾患の治療法開発への新たな期待~

2022-03-18 名古屋市立大学,生理学研究所,日本医療研究開発機構 名古屋市立大学大学院医学研究科脳神経科学研究所の澤本和延教授(生理学研究所兼任)と榑松千紘(医学部4年生)らの研究グループは、生理学研究所、東京薬科大学などの研究者と...
敗血症による死を抑える新たなメカニズムを解明 医療・健康

敗血症による死を抑える新たなメカニズムを解明

Reg3γはIDO1の抑制因子として知られるBin1を脳ミクログリアにおいて発現誘導することを見出しました。さらにExtl3の下流において,アダプタータンパク質Bcl10がBin1の発現誘導に必要なことも明らかにしました。つまり,Extl3→Bcl10→Bin1¬経路が IDO1の発現を抑制していることを解明しました。
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