2025-01-28 京都大学
杉浦悠毅 医学研究科特定准教授、山本夏啓 横浜市立大学医師(兼:同博士課程学生、同助教)、東條健太郎 同准教授、水原敬洋 同教授らの研究グループは、体内のクレアチニン(筋肉内のエネルギー代謝に関わるクレアチン/クレアチンリン酸の代謝産物)産生速度が、集中治療を要する重症患者の筋肉の状態をモニターするための、総合的な指標になることを明らかにしました。
本研究成果は、2025年1月14日に、国際学術誌「Critical Care」にオンライン掲載されました。
研究の概要
詳しい研究内容について
新たな指標「CPR」を用いて重症患者の筋肉の状態を簡単に評価することが可能に
研究者名:杉浦 悠毅
【DOI】https://doi.org/10.1186/s13054-024-05222-5
【書誌情報】
Natsuhiro Yamamoto, Kentaro Tojo, Takahiro Mihara, Rae Maeda, Yuki Sugiura, Takahisa Goto (2025). Creatinine production rate is an integrative indicator to monitor muscle status in critically ill patients. Critical Care, 29, 23.