ODA(Health Services Strengthening Project)
- 国名 バングラデシュ [協力地域地図]
- 借款契約(L/A)調印 2018年6月
- 事業 有償資金協力
- 借款契約額 65.59億円
- 課題 保健医療
プロジェクトの紹介
バングラデシュ政府は保健医療水準の底上げに取り組んできた結果、5歳未満児死亡率、HIV感染率、マラリアによる死亡率はミレニアム開発目標の数値を達成、妊産婦死亡率も大きく改善させています(国連開発計画、2015)。一方で、食習慣や生活様式等の変化により非感染性疾患(NCDs)による死亡数は増加し、また、首都ダッカの人口は増加傾向であるものの、一次保健医療施設の数や提供されるサービスは十分とは言えません。この協力では、同国内の一次及び二次保健医療施設におけるサービスの質の向上(NCDs検査体制強化のため機材整備および研修、施設の増床・改築等)と、都市部の診療所の検査体制強化と施設の改築を支援します。これにより、NCDs対策の強化およびダッカの都市貧困者の保健医療サービスへのアクセス強化を図り、国民の健康増進に寄与します。