2026-07-24 上海交通大学(SJTU)
上海交通大学デザイン学院の譚欣陽(Tan Xinyang)准教授らは、思春期特発性側弯症(AIS)をX線撮影なしで評価できる知能ウェアラブルシステム「VeriSpine」を開発し、第12回中国(上海)国際技術交易会(CSITF)で公開した。本システムは上半身と両下肢に装着する3つのモジュール型デバイスとIMU慣性センサーを用い、歩行中の動作データをAIで解析して脊柱側弯を評価する。Cobb角の推定誤差は平均2.14°と臨床レベルの精度を達成し、脊柱の湾曲や筋活動を可視化するとともに、個別の介入提案も行う。装着時間は3分以内で、放射線被ばくや専門技術者を必要としないため、学校や地域、医療資源の乏しい地域での大規模スクリーニングに適している。また、2026年レッドドット・デザイン賞を受賞し、研究チームは脊柱外骨格や知能医療機器の開発にも取り組んでいる。本成果は、AIとウェアラブル技術を活用した早期発見・予防医療の普及に貢献することが期待される。

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