スマート治療室が第1回日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞を受賞

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2019-02-07 日本医療研究開発機構日本医療研究開発機構

AMEDが東京女子医科大学(研究開発代表者:村垣善浩教授)を中心とした5大学、11企業(再委託先含む)と共に開発を進めている、「未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業『安全性と医療効率の向上を両立するスマート治療室の開発』」プロジェクトの取組「医療のIoT化を実現するスマート治療室SCOTの開発」が、平成31年2月5日、第1回日本オープンイノベーション大賞厚生労働大臣賞を受賞しました。


東京女子医科大学に導入した高機能版スマート治療室(SCOTⓇ:Smart Cyber Operating TheatherⓇ)のプロトタイプ

日本オープンイノベーション大賞は、我が国のオープンイノベーションの今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を顕彰することで、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげることを目的とした内閣府が主催する「優れたオープンイノベーションの奨励制度」です。厚生労働大臣賞は医薬品・医療機器等関連産業の振興の視点から、特に顕著な取組等が認められる個人または団体が対象です。今回の選考では、世界トップレベルの自動車部品製造の自動化技術を医療の現場に導入・明確な知財戦略のもとシームレスな開発を実施し、多様な医療機器接続をマルチに管理できる画期的なシステムを開発したこと、国際標準化、国産機器中心のパッケージ化による医療機器産業の強化促進を図り、人材育成にも寄与していることが評価され、厚生労働大臣賞を受賞しました。

研究開発者の受賞コメント

日本が誇る生産技術を医療に取り込む。これこそが医療の効果・効率を向上させる最良の手段だと考えています。競合企業を含めた異業種連合による、真の意味でのオープンイノベーションを推進できたと考えています。
(東京女子医科大学 村垣善浩教授・岡本淳特任講師・正宗賢教授)

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