バブルを模倣した基板で乳酸菌を生きたまま大面積捕集できる原理を世界で初めて発見

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微生物に優しい光濃縮技術の開発に成功

2020-03-22 大阪府立大学,科学技術振興機構

大阪府立大学 21世紀科学研究センター LAC-SYS研究所の研究チーム(林 康太 大学院理学系研究科 博士前期課程2年、飯田 琢也 所長、床波 志保 副所長ら)は、従来の光発熱集合の際に発生する気泡と同程度の大きさである直径100マイクロメートルのビーズ(擬似気泡)の上部を白金でコーティングしたバブル模倣基板にレーザーを照射することで、レーザーの出力を高めても乳酸菌を生きたまま(95パーセント以上の高生存率を保持)かつ遠隔的に高密度で集積できる新原理を世界で初めて発見しました。

本研究成果は、光による生体サンプルへのダメージを極限まで抑制して高濃縮する新原理を発見したもので、迅速、高感度、簡便な細菌やウイルスなどの微生物検査法の革新につながります。

本研究成果は国際科学誌「Communications Biology」に2021年3月22日(日本時間)にオンライン掲載されます。

本研究は、主にJST 未来社会創造事業 探索加速型「共通基盤」領域の研究開発課題「低侵襲ハイスループット光濃縮システムの開発(研究開発代表者:飯田 琢也、共同研究者:床波 志保、中瀬 生彦)」(JPMJMI18GA)の下で実施され、科学研究費助成事業 基盤研究(A)(JP17H00856)、基盤研究(B)(JP18H03522)、新学術領域(JP16H06507)、若手研究(JP20K15196)、日本医療研究開発機構(AMED) ウイルス等感染症対策技術開発事業(JP20he0622017)、村田学術振興財団、大阪府立大学 キープロジェクトからの支援を受けて行われました。

詳しい資料は≫

<論文タイトル>
“Damage-free Light-induced Assembly of Intestinal Bacteria with a Bubble-mimetic Substrate”
DOI:10.1038/s42003-021-01807-w
<お問い合わせ先>

<研究に関すること>
飯田 琢也(イイダ タクヤ)
大阪府立大学 LAC-SYS研究所 所長

床波 志保(トコナミ シホ)
大阪府立大学 LAC-SYS研究所 副所長

<JST事業に関すること>
水田 寿雄(ミズタ ヒサオ)
科学技術振興機構 未来創造研究開発推進部

<報道担当>
科学技術振興機構 広報課

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