脳が安定して活動を続けられるメカニズムの一端を解明

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新皮質で、抑制性細胞は他細胞を制御しやすいトポロジカルな位置取りをする

2021-04-09 京都大学

下野昌宣 医学研究科准教授、梶原基 同修士課程学生らの研究グループは、阿久津達也 化学研究所教授(兼・情報学研究科教授)らと共同で、約1000個の神経細胞の間での複雑な相互作用ネットワークのデザインに込められている、神経系が安定して動作し続けられるメカニズムの一つを解明しました。

抑制性ニューロンと興奮性ニューロンの影響どのバランスの崩れは、脳に関係する様々な疾患に関係していると言われています。例えば、制御能力の観点での定量的評価に持つづいた脳への刺激をする事で、アンバランスな病状を効果的に治療することにも役立つと考えられます。

本研究成果は、2021年4月9日に、国際学術誌「PLOS Computational Biology」に掲載されました。

本研究の概要図
図:本研究の概要図

詳しい研究内容≫

研究者情報
研究者名:下野昌宣
研究者名:阿久津達也

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医療・健康
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