SARS-CoV-2 B.1.617系統(俗称「インド株」)のL452R変異とE484Q変異は 中和抗体感受性の低下において、相加的な抵抗性を示さない

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2021-08-24 京都大学

高折晃史 医学研究科教授、白川康太郎 同助教、佐藤佳 京都大学准教授、齊藤暁 宮崎大学准教授、徳永研三 国立感染症研究所主任研究官の研究グループは、英国の研究グループと共同で、新型コロナウイルスの「懸念すべき変異株」である「インド株(B.1.617系統)」に存在するスパイクタンパク質の「L452R変異」および「E484Q変異」はそれぞれ中和抗体感受性を減弱させるが、両変異の組み合わせによる相乗的な効果はなく、相加的な抵抗性は示さないことを明らかにしました。

本研究成果は、2021年7月14日、国際学術誌「The Journal of Infectious Diseases」のオンライン版に掲載されました。

本研究の概要図
図:本研究の概要図

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研究者情報

研究者名:高折晃史
研究者名:白川康太郎

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