国立感染症研究所

医療・健康

新型コロナウイルス排出と粘膜抗体の関係を解明 ~呼吸器ウイルスのヒト間伝播を制御・予防する第一歩~

2023-12-19 名古屋大学 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院理学研究科の西山 尚来 博士後期課程、岩見 真吾 教授らの研究グループは、国立感染症研究所 感染病理部の鈴木 忠樹 部長らとの共同研究でオミクロン感染者の臨床検...
有機化学・薬学

新規ユニバーサルインフルエンザワクチン候補製剤の作用メカニズムを解明

2023-06-28 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市、理事長:中村 祐輔「NIBIOHN」)および住友ファーマ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:野村 博)は、国立感染症研究所...
有機化学・薬学

呼吸鎖酵素に隠された阻害機構の解明 〜病原菌特異的な新規抗菌薬の合理的創出を目指して〜

2022-12-09 国立循環器病研究センター 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)分子薬理部の西田優也上級研究員、新谷泰範部長らのグループは、大阪大学、理化学研究所、兵庫県立大学、筑波大学、国立感染症研究...
ad
細胞遺伝子工学

肺胞オルガノイドをつくることができるヒトiPS細胞由来間葉細胞の作成

2022-10-12 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトiPS細胞由来の間葉細胞注1)(iMES)で肺胞オルガノイドを作成した。 iMESは、ヒト胎児由来の肺線維芽細胞の代わりとして機能し、I型とII型肺胞上皮細胞の両方を含む肺胞オル...
生物化学工学

B型肝炎ウイルスの受容体”胆汁酸輸送体”の 立体構造を解明

2022-05-18 横浜市立大学 横浜市立大学大学院生命医科学研究科 朴 三用教授、国立感染症研究所治療薬・ワクチン開発研究センター 渡士幸一治療薬開発総括研究官、理化学研究所生命機能科学研究センター 白水美香子チームリーダー、京都大学 ...
有機化学・薬学

新型コロナウイルス変異株・オミクロン株BA.2系統に対する治療薬の効果を検証

2022-03-30 東京大学,国立感染症研究所,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬が、オミクロン株BA.2系統(注1)の培養細胞における感染や増殖を阻害するかどうかを解析した。 ...
有機化学・薬学

新規選択的CD8陽性T細胞誘導HIVワクチンの粘膜感染防御効果

2022-03-30 国立感染症研究所,東京大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 新規抗原を用いたCD8陽性T細胞誘導HIVワクチン(注1)の経直腸粘膜感染防御効果を動物実験で明らかにしました。 多様性の高い表面蛋白抗原を用いない...
医療・健康

致死的な出血熱を引き起こすマールブルグウイルスの増殖機構を解明

マールブルグウイルスのウイルス核タンパク質-RNA複合体の立体構造をクライオ電子顕微鏡解析により明らかにしました。本成果から、ヒトに致死的な出血熱を引き起こすマールブルグウイルスとエボラウイルスの増殖機構の一端が明らかになりました。
医療・健康

B型肝炎ウイルスの複製を抑制する宿主防御メカニズムを分子レベルで解明~ウイルスタンパク質の排除にオートファジーが関わる~

B型肝炎ウイルス(HBV)感染細胞におけるウイルスの増殖抑制に、インターフェロン誘導性タンパク質であるガレクチン-9(GAL9)が関わっていることを発見しました。GAL9は、HBVタンパク質をオートファジーと呼ばれる仕組みで分解するユニークな因子です。
有機化学・薬学

新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対するACE2様酵素B38-CAPの治療効果を解明

白神山地の土壌から分離した微生物の産生するアンジオテンシン変換酵2 (ACE2)様酵素B38-CAPが新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対して治療効果を発揮することを明らかにしました。ACE2は新型コロナウイルス感染の受容体である一方で、ACE2の酵素活性は生理活性ペプチドを分解することにより心不全やSARS肺炎の重症化を阻止することが知られていました。
有機化学・薬学

新型コロナウイルス変異株やSARSウイルスに有効な新規抗体の作出に成功、新規抗体医薬品の開発に期待

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株やSARSコロナウイルスなどのコロナウイルスに広く有効な新しいヒト抗体を単離し、構造決定及び病理評価を行うことに成功し、その高い中和活性と交差反応性のメカニズムを解明した。
医療・健康

SARS-CoV-2 B.1.617系統(俗称「インド株」)のL452R変異とE484Q変異は 中和抗体感受性の低下において、相加的な抵抗性を示さない

新型コロナウイルスの「インド株(B.1.617系統)」に存在するスパイクタンパク質の「L452R変異」および「E484Q変異」はそれぞれ中和抗体感受性を減弱させるが、両変異の組み合わせによる相乗的な効果はなく、相加的な抵抗性は示さないことを明らかにした。
ad
タイトルとURLをコピーしました