2021-11-10 東京大学
群馬大学(群馬県前橋市)と東京大学(東京都文京区)を中心とする研究グループは、大学病院など全国43施設においてランダム化試験をおこない、非骨傷性頚髄損傷(骨折のない頚髄損傷)に対する早期手術の有効性を調査しました。その結果、24時間以内の早期手術は、待機的におこなう受傷2週以降の手術に比べ、手足に生じた麻痺の回復を早めることがわかりました。
本研究の成果は、非骨傷性頚髄損傷の治療指針の確立にむけた重要なステップになると思われます。
本研究成果は、日本時間2021年11月10日(水)公開の国際医学雑誌「JAMA Network Open」に掲載されました。