Pfs230マラリア伝搬阻止ワクチン効果発現に関わる抗原部位の発見

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次世代マラリア伝搬阻止ワクチンの開発へ期待

2022-01-24 愛媛大学

概要

愛媛大学プロテオサイエンスセンター(PROS)マラリア研究部門の高島英造准教授、三浦憲豊客員教授、寄生病原体学部門の橘 真由美助教、石野智子前准教授、無細胞生命科学部門の坪井敬文特命教授らのグループは、マラリア伝搬阻止ワクチンPfs230の効果発現に関わる抗原部位を発見しました。
マラリア原虫の生活環(ライフサイクル)の中で、「ヒトから蚊」の感染経路を断つマラリア伝搬阻止ワクチンの開発は、グローバルヘルスの最重要課題の一つであるマラリアの撲滅に必須と考えられています。しかし、高いワクチン効果を実現するためには、ワクチン効果発現に関わる抗原部位を決定することが重要な研究課題となっていました。本研究は、PROSのグループが現在GHIT Fundから助成を得て前臨床開発を進めているPfs230伝搬阻止ワクチンの、効果発現に関わる主要な抗原部位を決定したもので、次世代マラリア伝搬阻止ワクチンの研究開発へ向けて、新しいページを画するものと期待されます。
この研究成果に関する論文は、2022年1月13日付でワクチン分野のトップジャーナルである英国科学雑誌npjVaccinesに掲載されました。

マラリアの感染サイクルとワクチンの標的

詳しい資料は≫

 

お問い合わせ

愛媛大学プロテオサイエンスセンター マラリア研究部門 准教授 高島 英造

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細胞遺伝子工学
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