2024-12-13 京都大学
石濱泰 薬学研究科教授、奥田修二郎 新潟大学教授らの研究グループは、公開されているプロテオームのデータをデータベースに収録するに当たって不可欠な「詳細なメタデータ」を収集するため、日本プロテオーム学会との協力の下、データ論文を掲載するデータジャーナル「Journal of Proteome Data and Methods」を創刊しました。これによってメタデータを提供する研究者にもインセンティブが生まれ、また提出されたメタデータから半自動的に再解析を進める仕組みを整備したことによって、今後のデータベースへの大量データ収録の見通しが立ちました。これは世界的に問題視されている「メタデータ収集問題」への、世界初の直接的な対策です。
本研究成果は、2024年11月11日に、国際学術誌「Nucleic Acids Research」にオンライン掲載されました。
研究者とjPOST・JPDMの関係
詳しい研究内容について
データジャーナルとの連携でデータ解析の自動化へ-開発10年目を迎えたプロテオーム統合データベースjPOSTでの世界初の試み-
研究者情報
研究者名:石濱 泰