2021-05

少量のDNAから実施できる長いDNAの全ゲノムメチル化解析法を開発 細胞遺伝子工学

少量のDNAから実施できる長いDNAの全ゲノムメチル化解析法を開発

これまでの長いDNAのメチル化解析手法では、1マイクログラム程度のDNAが必要でしたが、1/100の量(10ナノグラム)のDNAから実施できる方法を開発した。DNA上の場所のメチル化解析に成功した。
進むべきか戻るべきか? ~過去の経験を基にして行動を逆転させる機構の解明~ 生物化学工学

進むべきか戻るべきか? ~過去の経験を基にして行動を逆転させる機構の解明~

線虫 は飼育された環境によって塩濃度の好みが逆になる。この時、味覚を感じる感覚神経から、その神経とつながっている神経(介在神経)への情報の伝わり方が逆転していることを見出した。
タマネギのケルセチンは認知機能維持に役立つ 有機化学・薬学

タマネギのケルセチンは認知機能維持に役立つ

タマネギに含まれる「ケルセチン」が、加齢に伴い低下する認知機能の維持に役立つことを、ヒト介入試験により確認した。
ad
植物が硫黄栄養をリサイクルする経路を解明 生物化学工学

植物が硫黄栄養をリサイクルする経路を解明

アブラナ科の植物が硫黄原子(S)を含む二次代謝産物であるグルコシノレートを自ら分解して硫黄を再利用する経路を発見した。
コムギの光合成は2段階の葉緑体発生過程を経て成立する 生物化学工学

コムギの光合成は2段階の葉緑体発生過程を経て成立する

パンコムギ(コムギ)の葉の発生過程について詳しく調べ、コムギの光合成機能は、2段階の葉緑体発生過程(色素体増殖期と葉緑体成長期)を経て成立することを明らかにした。
やんばるでは、地上性のマングースが飛べる鳥にも悪影響を及ぼしていた 生物環境工学

やんばるでは、地上性のマングースが飛べる鳥にも悪影響を及ぼしていた

沖縄島北部の森林地帯(やんばる)において、この島にしか⽣息しない固有⿃類3種の保全のためには、マングースの防除が極めて重要であることを明らかにした。
数ヶ月を2週間に!迅速・簡便な新型コロナウイルス人工合成技術を開発 細胞遺伝子工学

数ヶ月を2週間に!迅速・簡便な新型コロナウイルス人工合成技術を開発

PCR法を活用した感染性ウイルスの作出技術「CPER法」を用いて、新型コロナウイルスの人工合成に成功。これまでのコロナウイルスの人工合成は、複雑な遺伝子操作技術と作製に数ヶ月間を要するという問題があったが、本方法ではわずか2週間で新型コロナウイルスを作製可能。
マウスの心筋は心筋直接リプログラミングで心臓線維芽細胞から真に再生することを証明 医療・健康

マウスの心筋は心筋直接リプログラミングで心臓線維芽細胞から真に再生することを証明

心臓線維芽細胞から直接心筋細胞を誘導する「心筋直接リプログラミング法」を開発しているが、細胞の系譜と融合を明らかにする遺伝子改変マウスを用いて、生体内で新たに作製された心筋細胞が、心臓線維芽細胞由来の真の再生心筋細胞であることを、世界で初めて明らかにした。
持続感染するウイルスが免疫を回避する新たなメカニズムを解明! 医療・健康

持続感染するウイルスが免疫を回避する新たなメカニズムを解明!

C型肝炎ウイルス(HCV)がウイルス増殖に利用する因子のシグナルペプチドペプチダーゼ(SPP)に、免疫関連タンパク質のMHCクラスI分子を成熟させる機能があることを発見した。
新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見~COVID-19の重症化に関与する可能性~ 医療・健康

新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見~COVID-19の重症化に関与する可能性~

新型コロナウイルスに感染すると、感染を防ぐ中和抗体ばかりでなく、感染を増強させる抗体(感染増強抗体)が産生されることを発見した。
”誕生日タグづけ”マウスの脳画像データベース「NeuroGT」を公開 細胞遺伝子工学

”誕生日タグづけ”マウスの脳画像データベース「NeuroGT」を公開

マウスにおいて神経細胞の発生タイミング(神経細胞の「誕生日」)の違いを利用して細胞特異的に遺伝子組換えを誘導する「誕生日タグづけ法」を開発した。神経細胞の分類と分類した細胞の実験操作が可能になった。
ビフィズス菌がラクチュロースを利用する仕組みを解明~ビフィズス菌の増殖作用の予測への活用も~ 医療・健康

ビフィズス菌がラクチュロースを利用する仕組みを解明~ビフィズス菌の増殖作用の予測への活用も~

ビフィズス菌の持っている基質結合タンパク質LT-SBPがラクチュロースの利用に関与していることを特定した。
ad
タイトルとURLをコピーしました