2021-07-29

有機化学・薬学

トウモロコシ根からの生物的硝化抑制物質を世界初発見~窒素施肥量を減らし地球を健康にする第一歩~

トウモロコシ根から、生物的硝化抑制(BNI)物質の同定に初めて成功。強いBNI活性を持つ「ゼアノン」など、4つのBNI物質が硝化を抑制することを解明。
医療・健康

細胞同士が影響し合い良性腫瘍ががん化する仕組みを解明

ショウジョウバエを用いて腫瘍内不均一性によるがんの進展メカニズムを解析する中で、「Ras」あるいは「Src」という異なるがん遺伝子を活性化した良性腫瘍細胞が上皮組織中で隣り合うと、互いが悪性化して浸潤・転移能を獲得する(がん化する)ことを発見した。
生物化学工学

視覚情報と自身の運動情報を脳内で弁別する仕組みを発見

外界からの視覚情報と動物自身の引き起こす運動情報の入力が、同時に脳の大脳皮質後部領域を活性化させる際、動物の注意レベルが高いときほど両者の信号が分離可能であることを発見した。
生物環境工学

水陸両生の水草ミズハコベが姿を変える仕組みを解明

オオバコ科の水陸両生植物ミズハコベが、水中と陸上とで葉の形を変える現象「異形葉性」の分子基盤を明らかにした。
医療・健康

AIと天気情報等の活用による熱中症発症数の高精度予測 – 熱中症発症数AI予測モデル開発の成功

人工知能(AI)技術の機械学習を用いて、気象データ等から熱中症発症数を高精度に予測するAIモデルを世界で初めて作成。
細胞遺伝子工学

ヒトiPS細胞由来肺前駆細胞の拡大培養とマウス肺への移植・生着に成功~肺再生医療の実現へ大きな一歩~

ヒトiPS細胞から分化させた肺前駆細胞を免疫不全マウスの肺へ移植して長期生着させることに成功し、細胞をファイバ化する技術を用いることで、ヒトiPS細胞から分化させた肺前駆細胞を幹細胞の性質を保った状態で拡大培養できることを発見し、その細胞を免疫不全マウスの肺へ移植して生着させることにも成功した。
有機化学・薬学

ご先祖様だと信じてきたもの、実は叔母のような関係?

生理活性物質であるボンベシンファミリーペプチドの進化の道筋とガストリン放出ペプチド(GRP)の普遍性を明らかにした。
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